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【活動報告】12月17日(木):NPO法人設立総会

2020年12月17日(木)にNPO法人設立総会をオンラインにて開催しました。

2016年2月に任意団体として活動を始めたWake Up Japanですが、「社会問題を自己責任で終わらせない」社会の実現に向け、さらなる活動の充実化を図るために、NPO法人への移行を目指すこととなりました。


今度とも活動に対するご参加・ご支援をよろしくお願いいたします。 (ご寄付やご支援をご検討の方は「WUJを支援する」をご確認ください)





以下に、今回NPO法人設立に至った趣意を掲載いたします。





設立趣意書】


私たちは、2016年2月に任意団体として発足し、社会問題についての対話の機会を国内外で育んできました。

私たちが生きる世界には多くの社会問題が存在し、社会問題の解決には、その社会に生きる人々の参加と協力が不可欠ですが、日本社会では社会問題について話ずらかったり、自分の努力の至らなさだと思い、一人で背負い込む人々も多くいることを知りました。また、自分には社会を変える力がないと思う人々も諸外国と比べると多くいました。社会問題についても自分と関係がないと安易に判断し、当事者を傷つけるような言動や無関心な反応が日本社会では多く見受けられ、直接的に影響を受けている人々たちと社会の分断を深めています。

私たちは、日本に住む人々が自分自身の可能性を認識し、自らの選択でよりよい未来を選択することを望んでいます。また、社会に共に生きる人々に対する共感や想像力を育み、多様な人々が分かち合いながら社会を育むことを望んでいます。そして、私たちは、社会問題を自己責任で終わらせずに、人々が協力してよりよい未来を導くことが大切だと考えます。

そのためには、一人ひとりが自分自身に自信をもつこと、社会に生きるそれぞれのもつ違いについて安心した環境で分かち合い理解を促すこと、社会の仕組みの中で不条理な状況に追い込まれてしまう人々についての想像力を育むこと、人権意識を広め社会に生きる人々の連帯感を高めることが重要だと考えます。そして、そうした意識や行動を促すために社会教育が必要であり、そうした過程を通じて地球市民としての意識を育むことが可能だと考えます。

私たちは、巡り合う人々が胸に秘める思いや社会生活の中での痛みを分かち合うことで、今の社会にある問題や目指したい社会像について話し合ってきました。誰もが社会の中で様々な思いをもって生きていることを改めて知りました。

私たちは日々の社会生活の中でその社会にある価値観から教育を受け意識や思考が形作られます。それ故に、「社会問題を自己責任で終わらせない」こと、一人ひとりが社会を変える力があるということ、そうした情報に触れる機会を日常的に増やしていく必要があると考えています。

そのために私たちは、一人ひとりが自分自身の可能性を認識する意識変容の機会を提供すること、社会問題をめぐるそこに生きる人々の声に耳を傾ける機会すること、多様な人々が話し合うことで協働できる場の提供を図りたいと考えています。

日本国内及び海外での社会的教育の効果を高められるように「特定非営利活動法人」としての認証を得、社会的責任といっそうの内容の充実を図ろうと考えています。

「自己責任で終わらせない」、そして、社会に生きる人々の分断を解消し、共生社会の実現のため、私たちは、ここに特定非営利活動法人 Wake Up Japanを設立します。

この活動を広めるために多くの方の参加を呼びかけます。

2020年12月17日

特定非営利活動法人Wake Up Japan

設立代表者 鈴木洋一

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