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【開催報告】2月13日(金) 20:00-21:00 「衆院選と東アジア -この一票の先に、どんな未来があるのか-」(オンライン)

  • 12 分前
  • 読了時間: 7分

2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。

今年は遂に、戦後80年。


東アジア平和大使プロジェクトは今年で6年目を迎えました。


私達はなぜ、「近くて、遠い」のか。その問いを軸に活動をこれまで展開し、

総計で439名の参画者数、51の場づくりを行うことが出来ました。


今年もこれまでと変わらずに東アジアの和解と共生をテーマにしながら、

世代、所属、思想を超え、明日の平和な東アジア地域を望む人々が集える場となるよう、

国内外での活動を実施していく年とします。


2025年度の第9回となる本会は急遽開催の衆院選×東アジア回となりました。

解散から投開票までの期間が戦後最短の16日となった衆院選の結果をもとに、対話をする回では、13名の方にご参加いただきました。

当日告知のHPはこちらです。



🔸当日概要


■テーマ🎵 

衆院選と東アジア -この一票の先に、どんな未来があるのか-


「今回の衆議院選挙は、私たちの生活に、そして東アジアに、どんな影響をもたらすのだろう?」


ニュースやSNSでは、政策や争点が日々語られています。

けれど、外交なのか内政なのか。

安全保障なのか経済なのか。

その受け止め方は、人それぞれ違っているはずです。


本企画では、「東アジア × 衆院選」を切り口に、

特定の政党や思想に寄らず、一人ひとりの視点から考え、対話する時間をつくります。


選挙を通して感じた違和感、不安、期待。

東アジアという文脈で見たときに浮かぶ問い。

「正解」を出すことではなく、

それぞれの考えを言葉にし、互いに聴き合うことを大切にします。


当日は、政治と市民をつなぐ現場で活動してきた

秋 圭史さんをリソースパーソンに迎え、

参加者同士の対話を中心に進めていきます。


問いはとてもシンプルです。


「今回の衆院選を、あなたは東アジアの中でどう見ていますか?」


遠い出来事に見えがちな選挙と国際情勢を、

“自分の言葉”で捉え直す一時間。


予備知識は必要ありません。

立場や意見の違いを超えて、

対話の意思がある方であれば、どんな方でもご参加を歓迎します。


■日時🎵 

2月13日(金)

20:00-21:00 (JST)


■開催形態 🎵 

オンライン

  • イントロ・リソースパーソン紹介

  • 衆院選ミニ解説

  • 対話・質疑応答

  • 終わりに


■開催言語🎵

日本語


■企画🎵

  • 主催:NPO法人Wake Up Japan


■費用🎵

なし/ギフトエコノミー制


■リソースパーソン🎵

秋圭史

株式会社PoliPoli 政府渉外部門マネージャー

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、東京大学大学院に進学し、比較政治学・地域研究(朝鮮半島)を研究。修士(学術)。2024年4月より同大博士課程に進学。株式会社PoliPoliにて政府渉外職として日々国会議員とのコミュニケーションを担当。


🔸対話

対話に入る前に、リソースパーソンのあきさんから15分ほどで衆院選のミニ解説が実施され、

対話の問いが投げかけられました。

参加者は運営側から投げかけられた問いと合わせ、個人で問いを考える時間を経て、

どの問いに答えても良いという前提のもと、一人ずつ全体で発言をしました。


▽投げかけられた問い▽

  • 「衆院選と東アジア」で、思っていること、共有したいこと

  • 平和の語り方をどう更新するか?:対話を成立させるための力を、市民社会はどう位置付けるべきか?

  • 倫理と生存の天秤:生活の不安に寄り添わずして、政治的倫理をとくに意味はあるのか

  • アルゴリズム民主主義への対峙:SNS上の静かなる熱狂を無視し、広場の動員数だけで満足していなかったか


▽参加者の発言概要(名前は未記載)▽

  • 移民政策、経済政策に関心がある。直接自分の生活に影響を与えるのかな?と思うと、今のところ生活にもこまっているわけでもないので、自分事としてとらえられていない。結果を受けても驚きはあったが自分もおちこんでいない。

  • 中道を応援していた。東アジアの中で日本がどうなっていくのかということについては、自民党維新は周辺の国々を刺激するような内容が多かった。

  • 沖縄だとオール沖縄が全滅したということが騒ぎになっていた。オール沖縄で候補者を一本化できずに自滅した区もあった。沖縄の知事選もあるが、今後オール沖縄は厳しい状態に置かれそう。沖縄でどのように政治が展開されているのかが注目される。

  • 自民党の1つの焦点が会見だった。初めの会見草案は基本的人権について無視されており話にならなかった。リベラルな活動家と話したときに、従来のリベラルの人たちに改憲=平和主義への挑戦 というナラティブに縛られている印象だった。

  • 東アジアの関係だと、韓国の大統領と直前に会見しており、韓国とは仲良くやっているというイメージが蔓延しているように感じる。韓国とは仲良くやっているというのは事実なのか?韓国は去年戒厳令も出されたこともあり、大きな騒ぎであった。韓国の現大統領は日本の高市首相に強く出れるかと思うので、歯止めになるのではないか


一人ずつの発言を受け、あきさんからは、日本の選挙を保守・リベラルの二元論で語ることは実態をとらえているのか、という問いが共有されました。その背景として保守である高市首相が韓国と仲良くしていることに対して現状非難の声は上がっておらず、韓国くらいとは仲良くしておかないと、ということかもしれない一方で、保守・リベラルというフレームがどこまで有効かは考える必要がある、と補足がされました。


その後続いた対話の要点は以下となります。


▽参加者の発言概要(名前は未記載)▽

  • 自民党支持者の中でも戦争をおこそうという人はそこまでいないかと思う。どのように平和を保つのかという方法論に差異があるのではないか。自民党を強く支持している人たちには抑止力による平和という考えが強くあるのではないか。

  • 相手に対する不信感があるからこそ、やられた時に備えなければいけないという恐怖心がある。その不信感を信頼にかえるために必要なのが対話だと考えている。周辺各国に対して不信感を持つ人たちと対話をするために必要なのは不信感を持つ人に対して否定からではない対話の持ちかけが必要。

  • 政策プラットフォームで働いていて、外交安全保障に関しては現場と一般国民の知っている情報に非対称性が大きくある。非対称性の結果、陰謀論が拡大しやすくしている。非対称性が高い分理解できないことが多くある。

  • 今回の選挙に行って思ったのは選挙制度の問題について考えなければいけないということ。特に小選挙区制。小選挙区だから大勝したと感じる。比例の数に沿って議席を配分したら自民党はここまで大勝していない。金権政治の解消のために小選挙区制は役だった。しかし、小選挙区制になってから党の公認を得られるかどうかということが大きな論点であった。同じ党内での切磋琢磨がなくなってしまった。今回の選挙では小選挙区制の課題点が大きく見えたのではないか。

  • もともと小選挙区制が導入された背景として、中選挙区等よりは金権政治の課題はクリアできている。比例を増やすということについては多くの政党が乱立することで国の政治がマヒするという懸念もある。SNS上がバブルとなり議論が成り立たない状況下では、国会で代表者がしっかりと議論をしていくことが必要。

  • どういう政治制度、意思決定プロセスを国民が望むのかということが問題。完璧な政治制度は存在しない。選挙制度は今年はこれ、次はこれ、という風には出来ない。中長期的な評価が必要。どのようなプロセスの中で我々は意思決定を行いたいのかということを考える必要がある。



急遽の開催にも関わらずご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今後も東アジア平和大使プロジェクトへの多くの方の参画をお待ちしています。


情報🎵

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます。

※今後のプロジェクト概要について案内をご希望する方は、イベント申し込みフォームよりお申し込みください。

東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回

・東アジア平和大使プロジェクト2024年度総括


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