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【開催報告】6月25日(金):対話の実験室-アスリートやアーティストは政治的中立であるべき?-

更新日:2021年6月30日


6月25日(金)に6月の対話の実験室を開催しました。

Wake Up Japanは毎月、対話の実験室をオンラインで開催しています。


6月は「アスリートやアーティストは政治的中立であるべき?」をテーマに話し合いました。


冒頭で、自己紹介と安心の場づくりのための確認を行ったうえで、テーマである「アスリートやアーティストは政治的中立であるべき?」という問いから話し合いました。 また、どういう時に「政治的中立であるべき」という発言を聞くことがあるかについての体験談の分かち合いも行いました。


振り返りでは、参加者の感想として、以下のような事柄が共有されました。

・政治的になるとはなんだ中立とは何かその発言をする人は、発言させないためだけに使っているのはないか。

・これまでの人生の中で、「政治的中立」がよいというイメージがあったのがわかった。

・政治的な中立という言葉をあげているときに、仮に声を上げないという場合、それは本当に中立なのか?

・いろんな意見があるので、なかなか、一つの方向に導くのが難しい。

・率直に難しかった。普段政治的かどうかという事を意識せず流してしまっていることに気づき、じっくり考える機会があり、良かった。

・アーティスト、特に音楽については、よく聞いているものが恋愛ばかりだと違和感を感じるかもしれない。でも、パンクやヒップホップなどの分野で政治的なメッセージのある音楽を聴いていると違和感が少ない気もする。

・スポーツ選手の場合、私の中に、スポーツ選手はしっかり考えていないというイメージがこれまでの人生の中で育まれていたように思った。

・スポーツは国の代表など、その活動の中に政治的に中立ではないことが当たり前に捉えられる状況もあるように思った。

・国際親善試合で冒頭で国歌を歌うというのは、見方によっては中立ではない。

・アスリートやアーティストに限らず、日常生活の中で「政治」を感じさせない状況がこうした反応を生むのではないかと思う。海外のマッチングアプリは政治的な姿勢や意見も相手を選ぶときの要素になっていて、ある種アイデンティティにもなっているように思う。


対話の実験室は毎月開催されています。

ご興味のある方はぜひ次回の会に参加ください。



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