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Information

​Wake Up Japan の最新情報

2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。


当初計画を立てた3年を終え、無事に2023年度のプロジェクトは4年目を迎えました。

これからは戦後80年を含む3年間となることを踏まえ、東アジアの和解と共生をテーマに、世代や所属を超えた明日への願いの声を集め、市民社会から戦後80年談話を形成することを目標と定めています。


今年度の第三回となる本会は、高麗博物館の暖かいご協力のもと、日韓の文脈で関東大震災100年をテーマに都内にて開催しました。


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※詳細の報告は企画責任の長川のブログにて、ご参照ください。


■テーマ🎵 

あれから100年ー私たちは関東大震災から何を学んだのかー


9月1日、関東大震災が東京、神奈川を襲いました。


あれから今年でちょうど100年が経ちました。


なぜ東アジア平和大使プロジェクトで関東大震災を?と思われる方もいると思います。

関東大震災はそれ自体の被害が甚大でしたが、それに関連して起きた朝鮮人・中国人へのジェノサイドもとても悲惨でした。


関東大震災直後に小学校で書かれた作文などを読みながら、当時のジェノサイドとそこから100年経ち、

私たちがそこから何を学んだのかについて考えます。

また、当日は高麗博物館にご協力いただき、関東大震災の特別展もご覧いただけます。


どのような立場の方の参加も、そこに対話の意思を双方が備えるという前提のもと、歓迎します。


■日時🎵 

9月15日(金)

午後19:00-21:30 (JST)


■開催形態 🎵 

高麗博物館にて開催


■開催言語🎵

日本語


■企画

  • 主催:NPO法人Wake Up Japan

  • 協力:高麗博物館

■リソースパーソン(敬称略)🎵

NPO法人Wake Up Japan 東アジア平和大使プロジェクトメンバー


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開催&当日構成

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当日は運営を合わせ、9名の方々にご参加いただきました。

全体の構成は以下です。

  • About us

  • 高麗博物館について(高麗博物館専務理事 円谷さん)

  • トーク(WUJ 宮田さん)

  • 参加者の対話

  • 全体共有

  • 博物館展示閲覧

  • まとめ

また、冒頭アクションリサーチの投げかけも行いました。 問いと回答は以下となります。


関東大震災で起こったこと(本日のテーマ)に対してある程度の知識がある

有効回答数:7

  • 十分にある(0)

  • 常識程度にある(5)

  • あまりない(1)

  • 全くない()

※3,4の間程度、と回答した参加者が1名。

=================== トーク&全体対話 =================== トーク、その後の参加者の対話を問いを設定して実施しました。


<トーク>

  • 関東大震災とは

  • 朝鮮人の見た関東大震災:8月20日に来日した朝鮮人、慎昌範の見た世界。暴行後九死に一生を経て運ばれた病院で、日本人と同じ治療が受けられず、同病室生き残れたのは16人中9名。

  • 警察官のみた関東大震災:正力松太郎の見た世界

  • 染川藍泉の見た関東大震災:藍泉はなぜ流言を信じるようになったのか

  • 東日本大震災

  • 新型コロナウイルス

  • 福島県で2人の自殺者が出た話


<設定した問い>

  • 日本人、朝鮮人、警察官、それぞれの視角から感じたこと

  • 緊急時正しい情報はどこから、どのように仕入れればよいのか

  • 緊急事態において噂はどのような力を持つのか:平常時と緊急時の違い


参加者は問いについてや、その他気になったことについて話しました。

以下に参加者の対話の一部を記載します。


  • 自分も震災の時(意図せずして)デマを流してしまったことがある。

  • 何が正しくて何が正しくないかなんて、その場ではわからない。だから激しく反応しないことが大事なのでは。

  • 日本政府の公式な見解は何か?

  • (それに対して別の参加者より)政府内において事実関係を把握する記録は見当たらない、という回答をしている。

  • 植民地歴史博物館に行ったことがある。その際に、日本に協力した朝鮮人の名前を書いた辞典が展示されているのを見た。私はこれにびっくりした。名前が挙がった人や、その先の家族はに、どう影響があるんだろうかと。これについてどう思われるか。

  • 今の時代にこれは起こらない、とも言えない。アメリカでは、コロナでアジア人差別が起こった。

  • なぜこのような事が起こるのか?

  • (それに対して別の参加者より)接点がないだけ、というのもある。例えば、(難民関係の仕事に従事している参加者より)難民と接したことがないとよく言うが、日本にはそれを言わないだけで、留学生に結構いることもある。接点を作ることが大事。

  • その時代に生きていた人については、正義の話にもとれる。その場で何もわからず、それが正義だと思い行ってしまった人もいる。本当に断罪すべきは、一連の事実が確認された上で、現代で「それはなかった」という人たち。なぜなのか全く理解できない


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次回について

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次回は10月24日、オンラインにて日中関係を予定しています。


今年も多くの皆様のご参加をおまちしています。


■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます。

東アジア平和大使プロジェクト


東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回

 


フェアやエシカル、サステイナビリティについての本質的な理解と日常での価値観の体現をフェアトレードタウンである逗子市にて実践的に学び、行動に対する意識を高めます。


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フェアトレードに対する知識とリーダーシップを育む

2日間の日程で、世界の貿易と私たちの関係性、その実態がどのように不条理なのか、また解決策としてのフェアトレードの可能性について学びます。


地域から変化を生んでいる人々と出会う

トレーニングでは、逗子フェアトレードタウンの会のメンバーとして、地域から変化を生む人々と出会い、思いや問題意識に触れる機会があります。また、フィールドワークでは、長年、陰陽洞など逗子市でフェアトレードやエシカル、サステイナビリティについて問題意識をもって活動をしている店舗やそういった趣旨に賛同し協力をしていただいている店舗をめぐり、一人ひとりの思いに触れます。

社会を変えたいという問題意識を深める

フェアトレードで社会を変えたいと願う同世代の仲間との対話、逗子フェアトレードタウンの会をはじめ多様な世代の人々との交流、さらには、社会教育団体Wake Up Japanが用意する体験型のロールプレイングや演劇などを用いたワークショップ、さらにはディスカッションの機会を通じて、一人ひとりがなぜフェアトレードに関心を持ち行動したいと思っているのかを振り返り、問題意識を深めます。2日間のトレーニングを終えたときに、より活動に対する情熱や思いが高まっているでしょう。

フェアな世界を目指して、活動をしたいという思いのある皆さんのご応募をお待ちしています。

最低催行人数に達しましたので、8月24日までの追加募集を行うこととなりました。

参加ご希望の方は、以下の内容を確認したうえで、必要事項をご記入の上、ご応募ください。

【詳細】 フェアトレード・リーダーシップ開発プログラム CHANGE 2023 日時 2023年8月26日(土)10:00-19:00

   2023年8月27日(日)10:00-17:30 場所 逗子文化プラザ市民交流センター

   (〒249-0006 神奈川県逗子市逗子4丁目2-11)

定員  30名(先着順)

参加対象    (a) 社会問題の解決を目指して、行動したいという思いがある方

   (b) 高校、専門学校、大学、大学院などに在籍する生徒・学生      もしくは、概ね30歳までの若者    (c) トレーニング後も最低1年間、地域やキャンパス/学校から、      社会問題の解決に向けて行動するという強い意志をもっている人    (d) 2日間のトレーニングの全日程に参加できる人 参加費 無料 主催 逗子フェアトレードタウンの会

共催 逗子市市民協働課(046-873-1111)

協力 NPO法人Wake Up Japan、CHANGEネットワーク

【応募方法】 以下のURLにアクセスをして、必要事項をご記入の上、お申し込みください。

応募締切 2023年8月24日(木) 23:59 ※申し込み後、10分以内に受領連絡をお送りします。特段、条件から著しい乖離が見受けられない限り、すべての希望者をお受けしますが、必要に応じてZoomや電話などを使用した二次インタビューを行う場合があります。 ※書類選考及び必要に応じたインタビューを通じて、応募者のニーズと"CHANGE"が提供する価値観を確認し、お互いに理解したうえでトレーニングを行えるよう心がけています。

【プログラム】

*以下は予定であり、当日変動する場合があります。

*一部広報で終了時刻が18:30となっていましたが、19:00終了となっています。

▽1日目:8月26日(土)

09:30-10:00 開場・受付

10:00-11:00 開会式

11:00-12:30 基調講演「フェアトレードのいろは」

12:30-13:30 休憩 13:30-15:00 フィールドワーク

15:00-15:15 フィールドワークの学びの共有(フェスティバルパークなど場所は要検討)

15:15-15:30 休憩 15:30-16:45 社会を変えるってなんだ? 16:45-17:00 休憩 17:00-18:00 オックスファム・ハンガーバンケット 18:00-19:00 1日の振り返り


▽2日目:8月27日(日)

10:00-10:30 モーニングセッション

10:30-11:30 Defining Moments-思いは行動につながる-

11:30-13:00 お昼休憩

13:00-15:00 演劇のワークショップ

15:00-15:45 アクション・プランニング

15:45-16:15 グループワーク

16:15-16:30 休憩

16:30-17:30 クロージング・ワークショップ

※イベント後希望者で交流会を開催


【留意事項】アクセサビリティについて 今回のイベントでは、情報保障や車いすでの参加を特に想定ができておりません。ただ、実施協力団体として、多様な方の参加があるべきという理念を掲げていますので、情報保障などアクセサビリティについてご要望のある場合は、ご応募の際にお知らせください。 すべてのご要望を受けれられるわけではありませんが、可能な範囲で努めさせていただきます。



【宿泊について】

本トレーニングでは、宿泊は用意していません。

遠方の方で宿泊をご検討されている場合はご自身でご予約をいただきますようお願いいたします。

宿泊先の予約は7月26日の開催可否の確定後に行うことをお勧めします。

また宿泊について、サポートをご希望の場合はお知らせください。



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【基調講演 講師紹介】

長坂寿久 / 逗子フェアトレードタウンの会


(一財)国際貿易投資研究所客員研究員、逗子フェアトレードタウンの会(共同代表)。日本フェアトレード・フォーラム認定委員会委員。明治大学卒業後、現日本貿易振興機構(ジェトロ)入構。シドニー、ニューヨーク、アムステルダム駐在。1999年拓殖大学国際学部教授(国際関係論/NGO・NPO論)、2014年退任。映画評論家、蘭日賞受賞(2009年)


主な著作として「フェアトレードビジネスモデルの新たな展開-SDGs時代に向けて-」(2018年)があり、フェアトレードや市民社会、映画評論に関しての書籍を発行している。



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【コーディネーター紹介】

鈴木洋一/NPO法人Wake Up Japan代表理事


学生時代に模擬国連委員会 委員長、 YDP Japanネットワーク理事、日本国際連合学生連盟 理事などを務める。2008年にG8サミットに向けた若者としての提言やアフリカ開発会議の横浜市北区での市民向け啓発プロジェクトにかかわる。

学習院大学法学部卒業後、NPO法人AIESEC Japanを通じてマレーシアにて、現地の高校生や大学生向け環境啓発に参加。帰国後に、国際NGO オックスファムにて市民啓発や青少年育成、キャンペーン担当職員として勤務し、市民、一人ひとりが社会を変えていくための働きかけを行う。オックスファムにおける青少年部門の立ち上げと、若者主導の活動を通じてアクション動員数を3000名まで増やす。

2013年には、気候変動に取り組む若者主導の活動であるPowershiftJapanに共同創設者として参加。 2016年に社会教育団体 Wake Up Japanに共同創設者及び代表理事として参加する。社会に向けたアクションを取りまとめた「ソーシャルアクション ハンドブック」に共同著者としてかかわる。2017年 NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパンにてユースエンゲージメント・アドバイザーとして従事する。

2018年よりNPO法人 開発教育協会にて評議員として活動する。2023年よりアムネスティ・インターナショナル日本神奈川連絡会代表。オーストラリアにおけるフェアトレード大学運動をはじめ、国内外のフェアトレードをはじめとしたユース(若者)による社会問題への取り組みへの知見を豊富に持つ。

 

2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。


当初計画を立てた3年を終え、無事に2023年度のプロジェクトは4年目を迎えした

これからは戦後80年を含む3年間となることを踏まえ、東アジアの和解と共生をテーマに、世代や所属を超えた明日への願いの声を集め、市民社会から戦後80年談話を形成することを目標と定めました。


今年度の第一回となる本会は、東アジアの和解に関し、興味や関心、思いを寄せる個人・団体の皆様を集め、カジュアルに意見交換と連携を深める場を意図とし、都内にて開催しました。



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※詳細の報告は企画責任の長川のブログにて、ご参照ください。


■テーマ🎵 

東アジアとわたしたち-今日からつくる、絆と行動-


「近くて、遠い。」


この言葉を次世代が言わない社会を創る。

それをプロジェクトの理念に掲げ、東アジア平和大使プロジェクトは2020年より始動しました。

私たちは、地理的に近い一方で、なぜ心理的に遠いのか。


日韓のシャトル外交や、互いの国における食文化やエンタメ分野の交流。

盛んに見える三か国間の連携は明るい未来を私達に想像させる一方で、ふと世論調査に目を向けると、互いの国民感情は望ましくない状況が続いています。


例えば、内閣府の世論調査においては、東アジア地域における互いに対する国民感情が「親しみを感じない」とする回答が半数以上を占める状況が続いています。


これからの時代。私たちが望む世の中はどんな世の中でしょうか。


本会では、国や世代、所属によって異なる文脈と価値観に触れながら自分自身の考えを整理し、相手との違いに気づく時間とします。


特に、東アジア地域の市民から作る和解に対しWUJや他団体・個人の理念・取り組みを知ることで、参加者一人一人が明日の社会に対して希望を持ち、何かしら行動を起こしたいと思う連携の場の創出を目指し、東アジアに対して思いや興味関心のある個人・団体の参加を歓迎します。


■日時🎵 

7月7日(金)

午後19:00-21:30 (JST)


■開催形態 🎵 

都内開催(軽食を準備)


■開催言語🎵

日本語


■企画

■リソースパーソン(敬称略)🎵

NPO法人Wake Up Japan 東アジア平和大使プロジェクトメンバー



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開催&当日構成

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当日は運営を合わせ、20名の世代や所属、国籍を超えた方々にご参加いただきました。

全体の構成は主に4つで進行しました。

  • About us

  • 参加者自己紹介

  • ワークショップ

  • まとめ(アナウンス等)

冒頭の私達からの理念や企画の共有はいつも通りで、 会場では、内閣府の世論調査と同様の質問、韓国や中国について親しみを感じるか、 というアクションリサーチの投げかけも行いました。 今回はズームのポール機能のように特段記録していないので、ここでは結果は割愛します。

=================== 参加型ワークショップ&全体対話 =================== 参加者が全員参加するワークショップは、 プロジェクトメンバーの一人がメインで進行を行い、実施しました。 進行方法とトピックは以下となります。

<進行方法>以下を3セット

  • 各テーブルにはポストイットとペンを用意(参加者は自由にトピックがある場所/テーブルを選択)

  • 参加者はお題に沿った個人の考えをまずはポストイットに記入し、貼る

  • 自由に自分か書いたものをテーブルごとに対話する

<トピック>

  1. 「東アジア」と聞いて思い浮かぶものは?(好きなこと、嫌いなこと、その他何でも)

  2. 東アジアの活動をする上で難しい・もやもやしていることは?

  3. 東アジアの活動をなぜするの?

  4. 東アジアの歴史や政治の話にどう向き合う?

  5. 東アジアの活動でやりたいこと、話したいことは?(実現可能性は問わない)

  6. 戦後80年談話を市民社会から作るとしたら、何をもりこみたい?

各テーブルで個別に対話が行われたため、今回は詳細の記録はありません。

ポストイットは団体として保管しているので、また整理をして皆様に公開をします。


ここでは、写真で当日の様子をご覧ください。


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次回について

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次回は8月16日のオンライン企画&スピンオフとして8月15日を予定しています。

詳細はこちらよりご確認ください。


今年も多くの皆様のご参加をおまちしています。


■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます。

東アジア平和大使プロジェクト


東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回

 

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