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​Wake Up Japan の最新情報

2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。

今年は遂に、戦後80年。


東アジア平和大使プロジェクトは今年で6年目を迎えました。


私達はなぜ、「近くて、遠い」のか。その問いを軸に活動をこれまで展開し、

総計で439名の参画者数、51の場づくりを行うことが出来ました。


今年もこれまでと変わらずに東アジアの和解と共生をテーマにしながら、

世代、所属、思想を超え、明日の平和な東アジア地域を望む人々が集える場となるよう、

国内外での活動を実施していく年とします。


2025年度の第4回となる本会は、高麗博物館の方々をお招きし、10月から始まる企画展「植民地主義2025」についてお話しいただきました。




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■リソースパーソン🎵(敬称略)

  • 岩元 修一(スピーカー)

    高麗博物館理事。元生活協同組合職員。

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  • 後藤瑞穂

    女子美術大学大学院2年。洋画専攻で、普段は油絵を主にした平面作品を制作。

    高麗博物館の「植民地主義2025」展の企画メンバー。

    現代社会とカルチャーというグループと、展示全体のデザインなどを担当。

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  • 谷 正人(スピーカー)

    高麗博物館理事。関東大震災研究会と民族教育研究会に所属。

    「ことば」という観点から植民地主義について考え中。

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  • 円谷 恵(スピーカー)

    高麗博物館専務理事。元大学職員。

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◆当日の概要

  • イントロダクション

  • 高麗博物館について

  • 企画展について

  • 質疑応答

  • 対話

  • クロージング


◆高麗博物館について

高麗博物館は2001年に開館、2002年にNPO法人格を取得した博物館です。

歴史博物館(日本とコリア、互いの歴史を知る)、平和博物館(加害の歴史への反省)、人権博物館(在日コリアンとの共生)を目的としています。


◆企画展について

2025年を生きる「わたし」と「植民地主義」の歴史はどんな風につながっているのか、5つのチームで現在企画進行中です。

  • マルモイチーム

  • 現代社会とカルチャーチーム

  • 親日派チーム

  • 併合以前のソウルチーム

  • ライフヒストリーチーム


来館された方々と高麗博物館の職員でパネルを見ながら対話できるような仕組みをつくっています。


企画展についての詳細ページ(高麗博物館ホームページ)


◆質疑応答

参加者の方々から以下のような質問が高麗博物館の方に投げかけられました。 一部抜粋して質問と回答を掲載します。


  • 植民地主義に関する展示を行うに当たって(もしくは高麗博物館の展示全般について)反発したり、抗議の声を送られることはありますでしょうか?

 ⇒抗議を直接受けたことはない。展示についてこれは間違っている、これは嘘だ、

  というような意見を伺うことはある。


  • 植民地支配を正当化する政治的・地政学的視点(?)を展示でどのように処理されているか、もしくはみなさんがどのように考えているか伺いたいです。

    ⇒普段見る日本が中心の世界地図だけでなく、西側(朝鮮半島側)を上にした世界地図を

展示するなどいろんな角度から東アジアを見れるような工夫をしている


  • 若い世代に来てもらう工夫をされているとのことだったが、より高齢の方々に向けて何かアプローチの方法は考えていますでしょうか。   ⇒若い世代にどうアプローチするかはよく考えているが、上の世代へのアプローチは

       あまり考えてこなかった。いろんな世代を巻き込んだ対話の場を創る必要を感じる。




ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

10月のイベントもお楽しみに✨


情報🎵

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます

※今後のプロジェクト概要について案内をご希望する方は、メールアドレスまでお名前とご所属を明記し、送信してください 東アジア平和大使プロジェクト

東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回

・東アジア平和大使プロジェクト2024年度総括


 

8月26日(木)にWake Up Japanが展開する10代向けの情報配信プロジェクトYouthCan参加者からの要望を受け、「わたししゃべり-人生ってだれのもの?-」と題した対話イベントを行いました。


YouthCanでは、社会を変えるための手法や人生が豊かになるアイディアについて、10代の方々を対象に情報配信をしています。今回は、YouthCan参加者より、自分の考えや思考を深く見つめなおし、対話する機会を持ちたいという要望を受け、開催いたしました。


オンラインで90分という時間の企画でしたが、初めて参加する方もいたので、冒頭にて安心の場づくりを行い、そのうえで自己紹介をしたうえで、それぞれが気になること、深く考えたいことをお聞きし、話し合いを始めました。自分で大切にしたいアイデンティティと他の人から認識されてしまったり、一括りにされてしまうアイデンティティの問題や愛国とは何かという点などを話し合いました。


参加した方々の感想としては、「普段考えないこともゆっくり見つめなおし、言葉にすることができた」「自分の考えとそのもとになっている体験を振り返ることができた」「何かを人に伝えるときにどう伝えるかということの重要さを認識した」「新しい学びがあった」というような声をいただきました。


YouthCanは10代であれば誰もが参加できるプロジェクトです。

ご興味ある方は、ぜひお申し込みください。

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社会教育団体Wake Up Japanでは、多様な人々が対話する機会をつくることで、お互いの違いや行動背景をストーリー(語り)から共感をもって理解を高めること、分かち合いを通じて一人ひとりが協力しあえる環境を育むこと、そして、多様な人々が共に社会をつくっているという認識を強化することを目的に「対話の実験室」を開催しています。


対話の実験室は、東京、杉並区のアートスペース、「公・差・転」で始まった取り組みで、Wake Up Japanでもその趣旨に賛同し、開催しています。


この企画は日本社会における対話を阻む習慣をみつめなおし、他者との関わり方を試行錯誤する場です。

今回の対話の実験室のトピックは、「アジア系は自らをイエローとは言わない?」です。


2020年はBLM(Black Lives Matter)の運動が世界各地で行われ、差別に対して考える機会を持ったという人も多いのではないでしょうか。アフリカ系の人々は、自らを「ブラック」と認識し声を上げる一方で、アジア系の人々は自らを「イエロー」と認識するのでしょうか?

今回の対話の実験室では、この問いからは一人ひとりが認識するアイデンティティについて考えていきます。



【詳細】

対話の実験室-アジア系は自らをイエローとは言わない?-

日時  2021年7月23日(金)21:00-22:30

場所  ZOOM

対象  社会の不条理の解決をしたい、問題を解決したいと考えている方

    社会問題を自己責任で片付けたくないと考えている方

参加費 ギフトエコノミー制*

主催  Wake Up Japan

留意事項

・無断での撮影・録音は禁止しています。そうした行為が発見された場合は、その後のWake Up Japan主催イベントの参加をお断りいたします。

・オンラインで開催する場合は、ビデオ通話をオンにしたうえで参加をするようにしてください。ご自身の安心を確保したいなどの理由でビデオ通話が難しいという場合は、事前にご相談ください。

・申込の際には本名でお申し込みください。イベント参加時に、本名ではなく、ニックネームなどを使うことは差し支えありません。


イベントの流れ

・チェックイン(自己紹介)

・安心の場づくりのための確認事項

・問いからそれぞれの考えや感じ方を共有する

※発言はいつでも訂正する権利があります。まとまってなくてもかまいません。

・チェックアウト(振り返り)


【申込方法 】

以下のURLよりお申し込みください。

※オンラインイベントのURLは当日60分前を目途にお送りします。


【ギフトエコノミーについて】

Wake Up Japanでは、おカネのあるなしによって、社会や個々人の人生を豊かにする手法へのアクセスが制限されてしまうことはおかしなことだと考えています。そのために、イベント開催に際して、必要経費以上の参加費は集めていません。一方で、イベント開催にはオンライン通話のための契約など費用も少なからずかかっています。経済的に可能な方はカンパをお願いいたします。また、経済的に余裕がない場合でも、メッセージでの感想の共有は主催者を元気づけますし、将来の「出世払い」の約束なども歓迎です。詳しくはイベント後にお知らせします。


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▼対話とは?

おしゃべりの「会話」、根拠を示す「議論」、勝ち負けを決める「討論」とは異なり、他者との違いを受け止め、自分が変わることを恐れず、考えを深める話し方です。他者との違いが明らかになることによって、新しい気づきや、思ってもみない発想が生まれるかもしれません。

(公・差・転 ウェブサイトより)


▼対話の実験室とは?

対話すべき、対話が必要とよくいわれますが、実際に対話できているでしょうか。敵か味方かになってしまい、人間関係が壊れるのを恐れて意見を言えなかったり、意見が違うと否定されたと感じたり、人格攻撃で相手を黙らせたり、あるいは黙ってしまうことはないでしょうか。ここではそれらの習慣を越えて対話することに挑戦し、うまくいかなかったとしてもそれを学びにします。

(公・差・転 ウェブサイトより)

 

Wake Up Japan

Wake Up Japanは社会教育団体です。
わたしたちは、日本において一人ひとりが行動をする前提としての

「自分が持つパワー」に対する認識が低いことに着目し、

啓発教育を中心とした活動展開を行っている団体です。

Email: jpn.wakeup@gmail.com

Address: 神奈川県三浦郡葉山町堀内318

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