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​Wake Up Japan の最新情報

対話の実験室は、東京、杉並区のアートスペース、「公・差・転」で始まった取り組みで、Wake Up Japanでもその趣旨に賛同し、開催しています。


この企画は日本社会における対話を阻む習慣をみつめなおし、他者との関わり方を試行錯誤する場です。


今回の対話の実験室のトピックは、「思いの継承のあり方」です。

沖縄や広島、長崎の語り部さん、元慰安婦の方など、体験者の高齢化の問題と共に、どうその人たちの活動を継承するのかという問いがあります。


継承という際に、

その人たちが言っていたことをそのまま代弁すればいいのか、

その人たちが目指していたことを継承すべきなのか、

そういった継承のあり方について向き合っていければと思います。

また、話をどう継承していくのか、また当事者の話を聞くというプロセスや現状の課題についても併せて触れられていければと思います。

ふるってご参加ください。


【詳細】

対話の実験室-思いの継承のあり方-

日時  2023年8月25日(金)22:00-23:00

場所  オンライン(ZOOM )

対象  社会の不条理の解決をしたい、問題を解決したいと考えている方

    社会問題を自己責任で片付けたくないと考えている方

参加費 ギフトエコノミー制*

主催  NPO法人Wake Up Japan



留意事項

・参加する際は、他の参加者に対して尊重することが参加条件となっています。また主催者は安心を確保するために指示を行う場合がありますので、その際には従うようにお願いいたします。指示に従っていただけない場合は、主催者により参加を制限させていただきます。

・参加にあたっては、ご自身が対象に該当することをご確認ください。

⇒社会の不条理の解決をしたい、問題を解決したいと考えている方

⇒社会問題を自己責任で片付けたくないと考えている方

・無断での撮影・録音は禁止しています。そうした行為が発見された場合は、その後のWake Up Japan主催イベントの参加をお断りいたします。

・対話という行為を行うために、オンラインで開催する場合は、ビデオ通話をオンにしたうえで参加をするようにしてください。ご自身の安心を確保したいなどの理由でビデオ通話が難しいという場合や技術的な問題でビデオオンが難しい場合は、事前にご相談ください。 また聞くだけ(耳だけ)参加はお断りしています。

・申込の際には本名でお申し込みください。イベント参加時に、本名ではなく、ニックネームなどを使うことは差し支えありません。



イベントの流れ

・チェックイン(自己紹介)

・安心の場づくりのための確認事項

・問いからそれぞれの考えや感じ方を共有する

※発言はいつでも訂正する権利があります。まとまってなくてもかまいません。

・チェックアウト(振り返り)



【申込方法 】

以下のURLよりお申し込みください。

※オンラインイベントのURLは自動返信文に記載がされています。



【ギフトエコノミーについて】

Wake Up Japanでは、おカネのあるなしによって、社会や個々人の人生を豊かにする手法へのアクセスが制限されてしまうことはおかしなことだと考えています。そのために、イベント開催に際して、必要経費以上の参加費は集めていません。一方で、イベント開催にはオンライン通話のための契約など費用も少なからずかかっています。経済的に可能な方はカンパをお願いいたします。また、経済的に余裕がない場合でも、メッセージでの感想の共有は主催者を元気づけますし、将来の「出世払い」の約束なども歓迎です。詳しくはイベント後にお知らせします。



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更新日:2023年11月25日

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7月1日に開催されたTOMODACHI次世代サミットの分科会にて、Wake Up Japanの鈴木洋一がワークショップを担当しました。

TOMODACHI事業は、東日本大震災後の日本の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップなどの多様な分野での交流プログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップの活動で、これまでにのべ10000人が参加しています。


7月1日に東京都で開催されたTOMODACHI次世代サミットでは、200名近い会場参加者とオンラインからの視聴も含め、これまでの参加者が集まりました。各分野のリーダーである登壇者による講演を通じて、日米関係の現状、若者の参画の力、そして、TOMODACHIにかかわる人々のダイナミックな関係が今後どのような可能性を秘めているかについてのメッセージが共有されました。また、複数の部屋に分かれて開催されたワークショップでは、多様性やリーダーシップなど専門性を高めたり、問題意識を深めるプログラムが用意されていました。


Wake Up Japanでは、日米交流などこれまでの個々人の経験から「人生で大切にしたいこと」をテーマにワークショップを開催しました。 鈴木による冒頭の説明、安心の場づくりと話題提供を行った後は、参加者の方々によるグループディスカッションを行いました。参加者一人ひとりが過去の経験から今、そして、未来に向けて大事にしたい価値観を積極的にお話しいただきました。


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分科会後は、参加された方々とのレセプションが開催されました。ジェンダーや宗教間対話などの活動をされていた方々もおり、貴重な意見交換が行えました。

Wake Up Japanでは、自由や人権、民主主義を対話や社会教育、行動を通じて推進することが重要だと考えていま

す。講演やワークショップの開催についてのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。


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Photo Credit: TOMODACHI Next Generation Summit (#tomongs2023)

 

6月30日に都内で開催されたTOMODACHI住友商事奨学金プログラムの渡航者向けの研修をWake Up Japanの鈴木洋一が担当いたしました。


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(写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン)


TOMODACHI住友商事奨学金プログラムでは、国際教育の促進および米国・日本における次世代リーダーの育成を目的として、米国に1年間留学する学生に対して奨学金を支給し、また、ニューヨークに本社を置く米州住友商事にて 5日間程度のネットワーキングを兼ねた研修の機会を提供しています。


今回の研修は、これから留学をする学生と留学を終えた学生を対象に、これからの学びに対する期待やそれぞれが留学経験から得た経験を共有するために開催されました。研修は、安心して発言ができる環境づくりのための約束事項について説明、合意を取ったうえで、学生や留学に関係する住友商事の社員の方、米日カウンシルのスタッフも交えて親睦を深めるためのレクリエーションや2人1組になって話し合う対話型のアクティビティを行いました。


続いて、留学前に、あるいは、留学を終えて、今の段階で大切にしていることを少人数のグループごとに話し合う時間を持ちました。留学をこれから行う学生はこれまでの人生の中で大切にしていることを、留学を終えた学生たちからはそれぞれが留学中に経験し今後も大事にしたいことをエピソードを交えて話し合いました。留学を終えた学生たちのお話しは米国での生活での充実した体験も知ることができ、留学を控えた学生にとっても期待が膨らむ時間になったのではないかと見受けられました。

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 (写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン)


昼食のための休憩を挟んで、午後は留学や社会生活の中で直面する様々な痛みに対して、どのように対応するのかということをテーマにした「セルフケア」についての講義を鈴木より行いました。 また、その後、リーダーシップを育むためのレクリエーションを行い、周囲の人々と共同作業をする際のスキルについて体験的に学ぶ機会を持ちました。

 

続いて、演劇を通じて社会問題についてどう向き合うかというシミュレーションを行いました。シミュレーションは2つのテーマで行いました。前半は、街中で泥酔している方がおり誰も声をかけなかったことで翌日にその方が亡くなってしまったというケースであり、後半は留学先でアジアからの留学生が差別をされている一方で、「日本から来ている君は違うよ」と言われている日本からの留学生がいるという事例で行いました。前者は日本語でシミュレーションを行い、後者は英語でシミュレーションを行いました。演劇は事前に大まかな流れと登場人物の性格を説明し、学生たちに演じてもらいました。最初の演劇を終えた後、誰がどのように行動を変えれば、事態を回避できたのかを学生たちに考えてもらいました。そのうえで、再度演劇を最初から行い、買われる可能性がある人がいれば、その時に、聴衆役の学生は演者と交代し、状況を変えられるか挑戦するということを行いました。参加した学生たちは現実的にどのように解決ができるのかを試行錯誤していました。

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 (写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン)


続いて、留学前に、もしくは、留学を終えた今、ほかのメンバーと話したいことというテーマで学生たちに話し合うトピックを出し合ってもらいディスカッションをする時間を設けました。「日本の好きなところ」や「アメリカに戻りたいか」「人に弱みを見せられるか」などのトピックが提示され、活発に話し合いが行われました。


休憩の後、未来を考えるアクティビティを行いました。これまでのところで、留学で成し遂げたいこと/留学経験を生かして行いたいことをワークシートに書き込みグループごとに分かち合い、ほかのメンバーはその内容に対して自分がサポートできることがあれば、付箋紙に記載して渡すという時間を設けました。同じ事業で出会った仲間としてお互いにサポートできることを示している様子は人々のつながりが垣間見ることができ、暖かかったです。

 

最後に研修の「まとめ」として、「今回の研修で気になった言葉」「今後の日米関係にどのように貢献したいか」「困難に直面した時の癒し方(セルフケア)」の3点からグループごとに振り返りを行いました。

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 (写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン)


研修を通じて、留学を終えた学生の方々が米国で体験した困難や苦労、成功体験などを積極的に話してくださったので、全体としての学びも高まったと感じました。 こうした姿勢は、これから留学に行く学生たちを勇気づけるものだったとも思います。また、留学する学生をサポートしているスタッフの方や住友商事の社員の方と学生たちとの関係もよく、こうした世代を超えたコミュニティを育んでいくことはよりよい社会を気づくうえでも大切なことだと感じました。

 

Wake Up Japanでは、自由や人権、民主主義を対話や社会教育、行動を通じて推進することが重要だと考えています。講演やワークショップの開催についてのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。


 

Wake Up Japan

Wake Up Japanは社会教育団体です。
わたしたちは、日本において一人ひとりが行動をする前提としての

「自分が持つパワー」に対する認識が低いことに着目し、

啓発教育を中心とした活動展開を行っている団体です。

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