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【報告】「限られた人のためのオーガニックは 私たちの目指す世界ではありません」への賛同

NPO法人Wake Up Japanでは、設立当時からエシカルとサステイナビリティプロジェクトを立ち上げ、私たちの社会において貧困のないより公正な社会の実現を暮らしの中から問いかけ・実践することを呼び掛けてきました。また、大地と地球プロジェクトでは、藤沢の「さんかく農園」や横須賀の「Sho Farm」を訪問、千葉いすみの「平和とパーマカルチャー道場」の見学を通じて、地球と共生するオーガニックな生き方についての探求を進めてきました。


このたび、オーガニックに携わる事業者から「限られた人のためのオーガニックは 私たちの目指す世界ではありません」と題する声明文の賛同呼びかけを受けましたので、Wake Up Japanとして賛同したことを報告いたします。


オーガニック推進を謡う政党が差別発言を選挙活動を通じて広めることは看過できません。

私たちの信じるオーガニックは一部の富裕層や一部の支配階層のためのものではありません。

オーガニックに携わるということは、自分だけがよいという利己的なものではなく、人と社会をより豊かにするものだと信じています。

そして、オーガニックをはじめ、フェアトレードやエシカル、サステイナビリティに関する価値観を高めることは、すなわち人権を擁護し民主主義を推進していくことだと信じています。


2025年7月9日 

NPO法人Wake Up Japan 代表理事

鈴木洋一

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【声明文】限られた人のためのオーガニックは 私たちの目指す世界ではありません 私たちはオーガニック食品に関わる仕事をしています。 それは一部の限られた人の特権としてのオーガニックではなく、おいしくて、安全で、できるだけ環境・社会負荷の少ない食材に〝誰しもがアクセスできる世界〟を目指した取り組みです。 私たちの町には外国籍を持った人や長期滞在の人もいれば留学生や旅行者、多種多様な外国ルーツの人々がいます。 国や民族、年齢、性別、経済的な状況、障害があるかないかなどにかかわらず、オーガニックの食材を手にしてほしいし、おいしいを共有したい。 オーガニックを広めたいというその根底には、既存の仕組みの中で犠牲になってきた小さな声を見逃さずに本当の意味で健全な世界にしたいという想いがあります。 それは誰かを排除したり、命に順番をつけるような世界への抵抗なのです。 オーガニックを掲げながらも「日本人ファースト」というストレートな差別発言を選挙活動を通じて広めている政党と私たちの思うオーガニックは根底の一番大切な部分が違います。 すべての生きとし生けるものに健やかな食と暮らしがいきわたることを目指すオーガニックをこれからも私たちは広め続けます。 ナチュラルフーズドングリ 赤塚瑠美(京都) すみれや 春山文枝(京都)

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