【参加報告/拓魂公苑】4月13日(日): 拓魂祭への参加を行いました -東アジア平和大使PJ-
- jpnwakeup
- 5月18日
- 読了時間: 3分
更新日:6月8日
2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。
今年は遂に、戦後80年。
6年目を迎えた本プロジェクトの2025年度は7月本格的にスタートをする予定です。
プロジェクトとしても戦後80年市民談話の発行を目指す特別な年。
そこで!知りたい、行ってみたい、やってみたいを今年は大切に、
好奇心と行動力を軸にしたプロジェクトのスピンオフや思い付き(!)の不定期な活動やイベントを、
夏まで開催しています。
その取り組みの一環の第一弾、4月の拓魂祭について報告します。

当日は昨年満蒙開拓平和記念館へのフィールドトリップの参加者と関係者5名で参加しました。
*尚、個人の私見も入った詳細報告が、今回のリソースパーソン長川のブログに掲載される予定です。
また、フィールドトリップの様子はこちらよりアクセス可能です。
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開催概要&当日構成
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■テーマ🎵
拓魂祭 -これからの記憶の継承の仕方について考える-
東京に、拓魂公苑という場所があるのを知っていますか。
「満洲」(中国東北部)の地で亡くなった、満蒙開拓団や満蒙開拓青年義勇軍犠牲者への追悼の想いが込められた170基の開拓団碑(石柱)に囲まれた公園です。
毎年その地で開催されている慰霊祭、『拓魂祭』。
戦後80年を迎え、当事者の声と記憶が薄れていく中で、
これからの記憶の継承の在り方について考えます。
■日時🎵
4月13日(日)
午前 11:00 (JST)
■開催形態 🎵
■当日構成🎵
拓魂祭
関係者との懇親会(任意参加)
■開催言語🎵
日本語
■企画🎵
主催:NPO法人Wake Up Japan
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写真で振り返る現地訪問
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当日は生憎のお天気となりましたが、雨の中、予想を超える70人ほどの参加がありました。


関連した書籍の販売もされています。

公園内には、170基の開拓団碑(石柱)が建てられており、慰霊祭はそちらに囲まれながら開催。

公園の奥には、石碑があります。
こちらを読むことで、この場所の歴史的な経緯や概要について知ることが出来ます。

雨の中始まった慰霊祭では、約70名の参加者を前に、全国から集まった関係者が短い言葉をそれぞれ述べていました。その中には数少ない当事者、元満蒙開拓青少年義勇軍の中島千代吉さんも含まれています。

慰霊碑の横には、「中国、朝鮮、蒙古人犠牲者 追悼の碑」というプラカードも設置されていました。

有志の方のみで、その後簡単な懇親会が行われました。

当日の様子は、毎日新聞の以下の記事にも掲載されています。
本企画は公式イベントではありませんでしたが、
運営外からご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
東アジア平和大使プロジェクトでは、平和を願い、平和的に未来を築こうとする個人や団体の方々と、
今後も手を取りあながら共に未来を考え、対話やそこにいる時間を共有することで平和を一人一人が作ることを大切にしていきます。
参加するそれぞれの思想や背景の違いは問わず、また特定の在り方を強要することはありませんので、
今後も多くの方のご参画をお待ちしています。
■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵
2020年より始まった、WUJの年間プロジェクト。
東アジアの次世代が「近くて、遠い」と言わない社会をつくる、を理念に掲げています。
事業期間中は毎月イベント開催し、東アジアの和解と共生に関わる人々の対話と連携と場を創出します。
東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。
※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます 東アジア平和大使プロジェクト
・戦後80年市民談話募集中(2025年12月31日まで):https://forms.gle/GkX5QttFqcTYZkGE6
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