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【開催報告】7月15日(木): 日本社会とヘイトスピーチ:『在日コリアン』について考える -東アジア平和大使プロジェクトv.3-[オンライン]


7月15日(木)に、東アジア平和大使プロジェクトv.3をオンラインにて開催しました。


日本社会の中での日韓文脈を考える回ということで、

スピーカーは昨年度もご登壇頂いた京都大学の竹田響さんをお招きしました。


詳細の報告は企画責任の長川のブログよりご参照ください。

以下は概要となります。


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開催概要

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■テーマ🎵 

日本社会とヘイトスピーチ:『在日コリアン』について考える



日韓関係と聞くと、海を越えた外国としての韓国について思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

一方で、日本社会における在日コリアンの方々について私達はどのくらい知っているでしょうか。在日コリアンとはどのような人たちを指し、どのような現状に今置かれているのか。



■日時🎵 

2021年7月15日(木)

20:00-21:30 (JST)



■開催形態 🎵 

オンライン:zoom


■リソースパーソン(敬称略)

竹田 響(たけだ ひびき)


京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士後期課程

日本学術振興会 特別研究員

国立民族学博物館 特別共同利用研究員



横浜市出身。元々戦争や紛争といった人間同士の対立関係に関心を抱き、学部時代は国際政治を専攻。国家間が対立している時、そこに暮らす市民はどのように生きていけばよいのかという疑問を持ち、学部3年次から日朝の学生交流に参画。以来、日本と朝鮮半島の繋がりについて深く関心を寄せる。現在は京都大学大学院にて文化人類学を専攻し、北東アジアに拡がる国境を跨いだ親族のネットワークについて研究中。



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在日コリアンについて、参加者の認識

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当日は、約15名の方にご参加頂きました。


冒頭、今年のプロジェクトから実施しようと決めている、

投票機能を使って、参加者の方の在日コリアンの認識について、

問いかけました。


以下が、参加者の方々の認識となります。



「在日コリアン」についてあなたは何を知っていますか?(複数選択、有効回答者は8名)

  • 当事者である(2)

  • 友人・知人がいる(4)

  • 直面する問題や歴史的背景など、とてもよく知っている(1)

  • ニュースなどで耳にする程度であまり知らない(1)


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日本社会とヘイトスピーチ:『在日コリアン』について考える

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竹田さんの約1時間のお話の後、

参加者からは以下のような様々な質問が出ました。


  • 帰国事業について

  • なぜヘイトスピーチは止まらないのか?

  • 川崎市以外に、なぜヘイトスピーチ禁止条例が広まらないのか?


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竹田さんお勧めの書はこちら(昨年度同様)

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①在日コリアンについてもう少し知りたい方

徐京植 2012『在日朝鮮人ってどんなひと?』、平凡社.

https://www.heibonsha.co.jp/book/b162734.html


②朝鮮学校について少し知りたい方

「朝鮮学校物語」日本版編集委員会編 2015『朝鮮学校物語―あなたのとなりの「もうひとつの学校」』、花伝社.

http://mushokashien.web.fc2.com/


③ヘイトスピーチについて考えてみたい方

中村一成 2014『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件』、岩波書店.

https://www.iwanami.co.jp/book/b262740.html


次回は8月15日を予定しています。

是非ご参加ください。



☆東アジア平和大使プロジェクトの概要と、

前回の様子はブログやWake Up Japanサイトよりご覧ください。

■2020年度:東アジア平和大使プログラム(※旧名称)をスタートさせました

http://dialogueineastasia.blog.jp/archives/6219822.html


■2021年度:東アジア平和大使プロジェクトv.1

http://dialogueineastasia.blog.jp/archives/9024724.html




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