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​Wake Up Japan の最新情報

10月23日(土)に、東アジア平和大使プロジェクトv.6をオンラインにて開催しました。


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先月より中国社会についての回となり、今回は日本の中の中国にフォーカス。

スピーカーはWake Up Japanメンバー王山さんがモデレーターとなり、王さんを含めた3名の在日中国人の方をゲストとしてお迎えしました。


詳細の報告は企画責任の長川のブログよりご参照ください。


以下は概要となります。


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開催概要

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■テーマ🎵 

わたしたちから見た日本社会:日本に住んでいる中国人ユースのホンネ


日本社会で、一番多い外国籍の仲間を皆さんはご存じでしょうか。

一番が中国、その次に続くのがべトナム、そして韓国です。


私達は多くの場合、「外国」として中国や韓国を意識しますが、

本当はそれ以上に近い存在であるように思えます。


実際に来日し、勉強や仕事をした中国人のユースはどんな方々で、

何を考え、日本社会を見つめているのでしょうか。

今回はそんなユースの3名をオンラインでお招きし、

カジュアルに語る場としたいと思います。


■日時🎵 

10月23日(土)

午前10:00-11:30 (JST)


■開催形態 🎵 

オンライン:zoom

ゲストトーク+インタラクティブセッション


■リソースパーソン兼モデレーター(敬称略)🎵

王 山(オウ サン)

Wake Up Japanメンバー/日本で働いている中国人


中国河南省生まれ、上海の高校を卒業し、推薦制度により2016年に早稲田大学政治経済学部に入学。在学中に米UCバークレーに1年、韓国高麗大学に半年交換留学し、早稲田ソーシャルイノベーション研究会を設立。2020年9月に卒業し、現在外資系コンサルファームの東京オフィスで戦略案件に従事。東アジアの市民社会の連携、地域づくりとローカリゼーションのトピックに関心を持ち、現在オンラインで中国の地域づくりコミュニティなど市民団体の活動に携わっている。


■リソースパーソン(敬称略)🎵

ヒ キテイ

外資会社 法人営業/在日中国人


中国浙江省生まれ育ち。学部時代は中国にて日本語と経済学を勉強し、2018年に東京大学公共政策大学院に進学。卒業後、現在は外資のテックファームにて法人営業として勤めている。仕事以外、大学院時代より女性支援団体のWomEnpowered International及びHerStory Japanにて運営メンバーとしても活動している。


ヒョウ セイカン(馮 静涵)


中学校から日本語クラスに入り、2016年早稲田大学政経学部に進学。大学卒業後、オンラインで早稲田大学経済学研究科の授業を受けながら、帰国して1年半のインターンをし、現在は中国のインターネット企業アリババでサマーインターンをしている。今後は中国のネット産業でPM(Product Manager)として立派に活躍したいと考えている。


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中国についての参加者の認識

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3名の宣伝協力のお力もあってか、約18名の方にご参加頂きました。


冒頭、いつも通り参加者の認識について知るという目的で、

zoomのポール機能を活用して2つ質問を投げかけました。

回答は以下の通りです。

※回答するかしないかは参加者の任意


1.中国人の友人がいる(1つ選択、有効回答数5)


  • はい:3

  • いいえ:2


2.日本に暮らす中国人について、私のイメージは・・・(1つ選択、有効回答数6)


  • 良い::5

  • 悪い:0

  • 特に考えたことはない:1


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ゲストトーク

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3人の自己紹介(なぜそしていつ日本に来たのか、今何をしているのか)をしてもらった上で,

3つのテーマに沿って3人には対話形式で話して頂きました。

以下がそれぞれのテーマと、対話の中で出たキーワードを含めた概要となります。


①日本について

日本に来て最初の頃にびっくりした/大変だったこと/なれなかったことは?

今でも(仕事などで)感じる大変なことは?

  • 服装

  • 飲み会

  • 暗黙のルール(習えない)

  • 交通費

  • お金、バイト


②中国について

日本と中国での進学・就職を比較した時、なぜ日本を選んだか、もしくは帰国を選んだか?

今後はずっと日本で暮らしたいか?


■中国に帰るという選択をしたのは・・・

  • コロナへの心配

  • 就職を見据えた中国での長期インターンの必要性

  • 外国人として日本の中で日本人のようには暮らせない、日本人の友人がそんなに多くない

  • 未来のチャンスはネット産業

  • 社交的な圧力が少ない職場がいい

  • その一方で、中国は経済的なプレッシャーはある(家賃が高い、育児のコスト等)


■日本での就職という選択をしたのは・・・

  • 中国での就職活動ができなかった

  • 日本の方が卒業した大学の名前が就職時に通る

  • 中国でのプレッシャーをさけたい(お金や結婚)

  • 逆に外国人としてルール(慣習)に従わないいいと感じる

  • その一方で、日本の職場でどう日本人のようになじむか、親しくなるか、難しい


③政治について

実際中国の政治についてみんなどう思うか?普段周りの人と語るか?共産党の統治や日本との領土問題についてどう思うか?(日本政治に対して思うことあれば)日本人が思う中国の政治についてどう思うか?

  • 聞かれたことがある質問に、「中国人はみんな共産党なの?」「日本に来て初めて(例えば一定の歴史的な出来事が中国では検索できない等)規制されていたことを知ったの?」等がある。2つ目の質問については、規制があることは中国にいた時から知っていた。

  • 政治についてはプライベートでは話すが、パブリックでは難しいのでは。なので、パブリックの視点から中国の政治について知る、ということは難しい。

  • 社会問題についてはWeibo等で議論があったりする。社会問題は議論しやすくなったのでは。

  • 中国人は、生まれつき、どのレベルの話を、どこ(wechat、クラス、1対1等)でできるかという感覚を持っている気がする

  • 意識としては社会問題や政治を話したいと思う気持ちが強いのでは

それ以外では、

  • (日中の関係について)人間として友人になる事が一番良い方法だと思った

  • 中国についての印象について、日本は中国について知らないと思った。隣の国なのに、中国が発展しているというイメージがない。人に対しては興味をもってくれているけれど、その人を通して国についてもしりたいようには見えない

というお話が出ました。 ============== 参加者との対話 ============== 参加者も交えての会話の中で出てきたテーマでは、以下の2つがありました。 中国の今後の安定性についてどう思うか? 日本に来たいと思っている若者へのアドバイスは? ============== おすすめリソース ============== 毎度ゲストに聞くおすすめリソースは、 今回は3人のせきららな思う事を語ってもらったということで、特にありませんでした。


次回は11月30日午後8時から、 日台関係についての回を予定しています。 ☆東アジア平和大使プロジェクトの概要と、 前回の様子はブログやWake Up Japanサイトよりご覧ください。 ■2020年度:東アジア平和大使プログラム(※旧名称)をスタートさせました http://dialogueineastasia.blog.jp/archives/6219822.html ■2021年度:東アジア平和大使プロジェクトv.1 http://dialogueineastasia.blog.jp/archives/9024724.html












 

更新日:2021年10月27日

いつもWake Up Japanの活動をご支援、またご参画くださり誠にありがとうございます。

この度、Wake Up JapanはNPO法人Wake Up Japanとなりましたことを、皆様にご報告させて頂きます。



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2016年の立ち上げから5年がたち、私達の活動は徐々に広がり、

現在全国でメンバーとして参画して下さっている方々は約140名になりました。


SDGsでカフェでふらっとアクションや、

東アジア平和大使プロジェクト等の定期的なプロジェクトが立ち上がった他、

教育機関や他団体との協働も増え、

Wake Up Japanだけに留まらない取り組みも実施することができました。



「社会問題を自己責任で終わらせない。」

「一人ひとりが社会を変える力がある。」


今後も私達Wake Up Japanは、この理念を大切にし、活動を実施していきたいと思います。

皆様の変わらないご支援とご参画を何卒よろしくお願い致します。


NPO法人Wake Up Japan

理事会一同


▽NPO法人Wake Up Japanホームページ

▽ご支援のお願い


 

*日本語は英語の後に記載あります。


Wake Up Japan organized the dialogue event titled as "EthicTak-Dialogue about the activism on Fair, Ethical & Sustainability". It was really nice opportunity to dialogue with young activists who belong to Fair Trade Vision in Deakin University, Australia on 28th August.


Sometime, fighting against global supply chain or system makes us lost because individuals seems too small to change the world. But fortunately, several Wake Up Japan members recognized energetic activists in Japan and other countries. When we recognized such like-minded people, we realized that the solidarity and unity for ethical, fair, sustainability and social justice. Such experience motivated and empowered us. So we organized this event.


At the event, we started with Safe Space Building and showing anti-racism policy for ensuring safer space to everyone. Then we moved to self-introduction as ice breaker. Each participant introduced their own name, gender pronounce, favorite fair trade product and any expectation to the event.


After the ice breaker, we moved for sharing the case studies of activities. At beginning, Komomo, Wake Up Japan Member, kindly explained fair trade market and her campus activities when she studied in university and Yoichi, Wake Up Japan, explained the gap of mobilization on sustainability through the case of global action on climate change with other countries. Then, Miki and Sofya, Fair Trade Vision Member, explained what they does. There was questions and answer session after the presentation. It was really nice to know each other.


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Next session is sharing the WHY. Each participant shared the reason they worked for fair, ethical and sustainability. Some of them shared their own personal background. It was heartful moments.


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Then, we moved to the discussion on Thinking how we should do under the pandemic. Yoichi explained the situation of fair trade farmer under the pandemic according to the Fair Trade USA's information and he also explained the survey done by Hyogo Community Foundation on the impact to civic organization. Although the pandemic created the barriers to connect with people, how should we engage people to the activism. Each participant talked with their own ideas.


Finally, there was the reflection time. everyone shared their own feeling and lesson learned.

We would like to share several comments below.

・ Dialogue is really nice. It inspired me to know the activist in other countries.

・It was really nice to understand our society and fair trade progress with perspectives of others.

・It was a great opportunity to reflect "Why" we act for the fairer world. Even though we are divided and spending a tough time due to the pandemic, tonight, I felt unite for changing the world better place.


Wake Up Japan had started the project on the ethical and sustainability since 2020. We are now educating about what is fair, ethical and sustainability through the event and information sharing and working on the creating the daily choices through importing the fair trade product.

If you are interested, feel free to contact us.



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8月28日(土)にオーストラリア、メルボルンを中心にフェアトレードやエシカル、持続可能性に関して活動する学生との対話イベント、EthicTak-Dialogue about the activism on Fair, Ethical & Sustainabilityを開催しました。オーストラリアのDeakin大学で活動するFair Trade Visionという団体に参加するメンバーを招いて話を聞きました。


当日はWake Up Japanのエシカルとサステイナビリティプロジェクトのメンバーを中心に日豪からの参加者が集まり話し合いをしました。人数も小規模だったので、終始にこやかな雰囲気で企画を進めることができました。


イベントでは、冒頭で安心のための約束について合意をとったうえで、自己紹介を行いました。

自己紹介では、名前やジェンダープロナンス(性自認に関係してどのように読んでもらいたいか)、好きなフェアトレード商品、そして、イベントへの期待を各自が話しました。


続いて、日本とオーストラリアのそれぞれの活動紹介を行いました。日本の事例紹介としては、Wake Up Japanのメンバーである鈴木洋一から気候変動に対する動員の各国比較から日本における運動の広がりと諸外国との違いの説明が行われ、また同メンバーの丹波小桃からは学生時代に行っていた活動や現在のフェアトレード市場についての説明を行いました。続いて、Fair Trade Visionからは、同団体のメンバーのMikiとSofyaから大学や地域で行っている活動についての紹介がなされました。

その後、質疑応答がなされ、双方から質問がなされました。特に印象深かったこととして、コロナ禍の影響でFair Trade Visionのメンバー数が減少しているが、それでも50名を超えるメンバーが在籍しているという話でした。日本社会においても50名を超えるフェアトレードやエシカルにかかわる団体はありますが、1つの大学のみで活動する団体で、かつ減少をしていて50名を超えているというのは驚きでした。


続いて、話し合いの時間に移行し、「それぞれが活動をする理由」と「コロナ禍の中で、どう人々に働きかけるのか」という2つの問いについて話し合いを行いました。「活動をする理由」では、それぞれの人生の背景なども話してもらうことができ、一人ひとりにとっての価値観やその過程を知ることができ、お互いの距離感が縮まったように感じました。「コロナ禍の中で、どう人々に働きかけるのか」についても、それぞれが意見を出しました。


最後にイベントの学びや感じたことの分かち合いをしてイベントを終えました。

いくつかコメントを紹介します。

・国を超えて同じような思いを持った人々と交流をすることができて意欲が高まった。

・ほかの国の事情を知ることで、自分のいる社会の状況をより俯瞰的にみることができてよかった。

・本イベントは、改めて「なぜ」フェアな世界の実現のために行動するのかを見つけなおす機会になりました。パンデミックにより世界はより分断され、孤独を感じることもありますが、今晩は世界をポジティブに変えていきたいという連帯を感じることができました。


Wake Up Japanでは、2020年にエシカルとサステイナビリティプロジェクトを開始し、エシカル(倫理性)、フェア(公正さ)、サステイナビリティ(持続可能性)などに関する認識や理解を高めるための機会の提供や日常的に生活の中で選択することの一つとしてフェアトレードの輸入などに取り組んでいます。

こうした活動にご関心のある方はお問い合わせからぜひお知らせください。

 

Wake Up Japan

Wake Up Japanは社会教育団体です。
わたしたちは、日本において一人ひとりが行動をする前提としての

「自分が持つパワー」に対する認識が低いことに着目し、

啓発教育を中心とした活動展開を行っている団体です。

Email: jpn.wakeup@gmail.com

Address: 神奈川県三浦郡葉山町堀内318

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