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​Wake Up Japan の最新情報

2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。

今年は遂に、戦後80年。


東アジア平和大使プロジェクトは今年で6年目を迎えました。


私達はなぜ、「近くて、遠い」のか。その問いを軸に活動をこれまで展開し、

総計で439名の参画者数、51の場づくりを行うことが出来ました。


今年もこれまでと変わらずに東アジアの和解と共生をテーマにしながら、

世代、所属、思想を超え、明日の平和な東アジア地域を望む人々が集える場となるよう、

国内外での活動を実施していく年とします。


2025年度の第一回となる本会は、キックオフと日韓の回を兼ねたスペシャル回。

そして、外務省の日韓国交正常化60周年記念事業として認定されています。

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冒頭では東アジア平和大使PJのこれまでの歩みと、今年の想い、80年談話について紹介。

その後の時間を、韓国での留学経験を持つ数名の若者から「現地で生活する中で感じたこと・考えたこと」を率直に語ってもらう場とします。

それぞれが等身大から語るその社会の姿に、耳を傾けて頂ければ幸いです。

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■テーマ🎵 

「隣国で暮らすということ-韓国留学から見えた日韓のリアル-」

-東アジア平和大使プロジェクト2025年、キックオフ!-


「韓国に親しみを感じますか」。

親しみを感じる、56.3%。


内閣府が行った2024年の最新の世論調査の結果です。

実際、2023年から日韓両国では「親しみを感じる」と回答する割合が半数を超えています。

一方で、2012年からの11年を振り返ると、

半数以上が「親しみを感じない」と回答していた現状があります。


あなたにとって、この半数を超える数字はどのようにうつるでしょうか。


隣国である韓国と日本は、長い歴史を共にしてきました。

今を生きる私達一人一人が互いの社会に暮らすとき、

私達の目には、互いはどのようにうつるのでしょう。


本回では、日本から韓国へ留学経験を持つ若者の声に耳を傾け、

リアルな韓国社会を感じ、考える場とします。


今年の最初の回となりますので、冒頭はプロジェクトのこれまでと、今年についてもご紹介します。


どのような立場の方も、そこに対話をする意思がある限り、参加を歓迎します。


■日時🎵 

7月17日(木)

午後20:00-21:30 (JST)


■開催形態 🎵 

オンライン

  • イントロ

  • 東アジア平和大使プロジェクト2025年度

  • 留学体験トーク

  • 対話

  • 振り返り&感想共有

  • 終わりに


■開催言語🎵

日本語


■企画🎵

  • 主催:NPO法人Wake Up Japan


■費用🎵

なし/ギフトエコノミー制


Wake Up Japanでは、おカネのあるなしによって、社会や個々人の人生を豊かにする手法へのアクセスが制限されてしまうことはおかしなことだと考えています。そのために、イベント開催に際して、必要経費以上の参加費は集めていません。一方で、イベント開催にはオンライン通話のための契約やメンバーの移動費など費用も少なからずかかっています。経済的に可能な方はカンパをお願いいたします。また、経済的に余裕がない場合でも、メッセージでの感想の共有は主催者を元気づけますし、将来の「出世払い」の約束なども歓迎です。

詳細はリンク先をご参照ください。


 ■定員🎵

約10~15名程度

※定員になり次第締め切らせていただくことがあります


■参加申し込み🎵

以下のURLにアクセスをし、お申し込みください。


■リソースパーソン🎵

  • 東アジア平和大使プロジェクト2025

    • 長川美里(Wake Up Japan副代表理事/東アジア平和大使プロジェクト創設者)

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  • 留学体験トーク

    • ユナ ソウル大学に1年間交換留学中。地域研究専攻。高校生の頃から    日本のエスニック・マイノリティにおける法的地位について関心を抱き

         大学三年時に在日コリアンについての研究を行う。同時に朝鮮半島の近代史、      韓国社会について関心を寄せる中で大学四年での留学を決心。      絶賛フィールドワーク仲間集め中。

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      サトコ 東京大学教養学部四年。高校時代にハマったK-カルチャーをきっかけに、大学に入り韓国語の勉強を始める。日韓の歴史認識の違いに興味を寄せる中で、留学を決心。現在は、植民地期における女性に焦点を当てた卒論を執筆中である。韓国ドラマが好きで、前学期にはトッケビのロケ地を訪れた。

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情報🎵

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます

※今後のプロジェクト概要について案内をご希望する方は、メールアドレスまでお名前とご所属を明記し、送信してください 東アジア平和大使プロジェクト

東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回

・東アジア平和大使プロジェクト2024年度総括


 

Wake Up Japanでは、戦後80年へ向けて、東アジア平和大使プロジェクトを中心として様々な国内外の団体・個人との連携強化を実施しています。


日比谷図書文化館で開催された全国空襲被害者連絡協議会の集会に、

東アジア平和大使プロジェクトの宮田青葉が「若者の声を聴く」にて登壇いたしました。



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本件は本プロジェクトで登壇のご協力を過去頂いた福島宏希さんよりご招待いただいたことで実現し、

宮田からは東アジア平和大使プロジェクトの活動、会の感想、若者として思うことを率直に共有しました。



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開催概要

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【第一部】映像でたどる民間被害者の戦後を学ぶ

  • 合唱:「合唱団この灯」

  • 開会のことば

  • 黙祷

  • BS・TBS報道 1930「戦後80年終わらぬ戦争、民間被害者の補償ゼロ、命の格差を生む受忍論」上映

  • 対談「なぜ民間人は放置されたのか」

    • 対談者 河井節子(母と弟二人を奪われた空襲被害者)

          黒岩哲彦(運営委員長)



【第二部】救済運動の現状と今後に向けて

  • 主催者あいさつ    吉田由美子 共同代表

  • 来賓あいさつ

    • 超党派空襲議員連盟 

      (平沢勝栄会長、松島みどり会長代行、田中和徳会長、福島みずほ副会長、田村智子衆議院議員、 松原仁副会長、船山康江副会長、山添拓参議院議員、小池晃参議院議員)

    • 日本原水爆被害者団体協議会

  • 全国空襲被害者連絡協議会の活動報告  

  • 質疑応答

  • 若者の声を聴く

    • 司会  浅見洋子 事務局次長

    • 発言者 有山幸佑 東京大学教養学部文科二類 学生

          宮田青葉 筑波大学人文・文化学群人文学類 学生

               東アジア平和大使プロジェクト所属

  • 大会のアピール

  • 閉会のことば


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全国空襲被害者連絡協議会の活動報告

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((以下当日配布のプログラムより引用))


戦後80年

「特定空襲等被害者に対する一時金支給等に関する法律」を今通常国会で成立させよう

ー胸突き八丁を乗り越えようー

全国空襲連運営委員長 黒岩哲彦


(私たちの切実なおもい)

 戦後八十年。生存する被害者は本当に高齢化している。切実な思いで、受給対象を生存する障害者、金額も五十万円の一時金と絞った。これでいいのかという声があるけれども、空襲被害に対する国の立場を明らかにするためには、とにかく法律を通す事が必要であると考え、受給対象と金額については我慢しているのである。


(9合目まで到達した)

 戦後80年ではじめて、空襲被害者について、与党も参加した超党派議連が作られ、与野党議員で条文案を合意した


(私たちは残された会期1か月でなにをするか。)

  1. 市民の理解が決め手。

    • 政治情勢は、参議院選挙の投票まで2か月。場合によっては衆議院解散総選挙の可能性がある。

    • 署名

    • こんにちは活動

    • メディアの意見

  2. 石破茂内閣総理大臣・自由民主党総裁に空襲被害者の実情と空襲被害者の気持ちを伝える。

  3. 石破総理に面談を求める。「石破総理は空襲被害者の声を聴いて下さい。」

  4. 石破内閣総理大臣の踏み込んだ国会答弁

    〔参議院予算委員会2025年3月6日・7日、舟山康江議員、小池晃議員、山添拓議員、への答弁 省略〕

  5. 石破内閣総理大臣と福岡資麿厚労大臣への与野党議員による質疑


((以上引用終了))


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若者の声を聴く 質疑

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「若者の声を聴く」発言者への質問、ご意見として以下がありました。

  • 会を受けての感想

  • 今後、日本社会で戦後補償の問題を伝えていくためにはどうしたら良いと思うか

  • 私たち〔空襲被害者及びその関係者〕にとって戦争はまだ終わっていない。「戦後」や「終戦」にまだ至っていない。

  • 空襲の被害者、原爆の被害者であるという視点を見ると日本は被害者であるが、アジアに対しては日本は加害者でもある。戦争ではどちらかが完全に被害者、加害者にはなり得ないことを覚えていてほしい。


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参考文献・資料

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当日に献本、ご紹介いただいた文献、資料は以下の通りです。

  • 浅見洋子著、岡和田晃訳『日英詩集 独りぽっちの人生 東京大空襲により心をこわされた子たち』コールサック社、2025年1月23日

  • NHKスペシャル「忘れられた戦後補償」2020年8月15日(土)放送



【東アジア平和大使プロジェクトとは?】

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます 東アジア平和大使プロジェクト

・戦後80年市民談話回答フォーム:https://forms.gle/Tnj8Fv3djYj8dmJ86

東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回


 

2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。

今年は遂に、戦後80年。


6年目を迎えた本プロジェクトの2025年度は7月本格的にスタートをする予定です。

プロジェクトとしても戦後80年市民談話の発行を目指す特別な年。


そこで!知りたい、行ってみたい、やってみたいを今年は大切に、

好奇心と行動力を軸にしたプロジェクトのスピンオフや思い付き(!)の不定期な活動やイベントを、

夏まで開催しています。



■テーマ🎵 

日本の中の中国ー川口を歩くー


■日時🎵 

2024年1月25日(土)


■開催形態 🎵 

フィールドワーク+対話セッション


■開催言語🎵

日本語


 ■リソースパーソン(敬称略)🎵

山口耕平(日本大学4年)

川口市で生まれ育ち、小学生の頃に中国人の同級生からいじめを受けた経験から、

国際教育、国際共生の難しさを実感。

2025年より途上国の教育についてイギリスの大学院へ進学予定。


■行程🎵

街散策→ランチ→芝園団地訪問→対話セッション



対話の時間では、多様な視点、実体験に基づくリアルな声がたくさん出たので、それらの内容は以下にてお届けいたします。



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■はじめに


店先に並ぶスパイスや食材、耳に届く知らない言語の響き。川口には多国籍、多言語空間が広がっている。確実に日本であるはずなのに、外国のように感じる。そんな川口の姿を、どのように捉えればよいのだろうか。

街を歩きながら、それぞれが見たこと、感じたことを話し合った。



■川口の現状:外国人コミュニティとの距離感


学校生活での経験を述べる中で、山口さんは、学校での外国人の扱われ方、言語集団の存在感と感じた「異質さ」について話してくださった。山口さんが感じた隔たりについて、参加者のDさんは、「社会を変えていくのは異質なものだったりする」と話す。


「異文化」が訪れるとき、そこに違いを見出そうとするのが私たちだ。しかしそれは、むしろ新しい関係性や社会のあり方を模索する出発点にもなり得る。

参加者たちの言葉からは、「異質なもの」と向き合う中で、いま、どんな社会に生きているのか――そんな根本的な問いが浮かび上がってきたように思う。



■混ざらない「共生」ー参加者Fさんの視点


参加者のFさんは、「混ざっているようで混ざっていない」と感じていたという。この「混ざり合わなさ」の中にこそ、これからの共生社会が抱える課題と可能性が潜んでいるのかもしれない。


そして確かなのは、川口の状況は日本の多文化共生の先例として注目されるべきであり、今後の社会は避けられない変化のなかにあるということだ。



■芝園団地ー見えない境界線


参加者Aさんは団地の診療所について関心を抱いた。山口さんは診療所における案内の多言語化について話してくれた。現在は五か国語が案内板に表示されているという。話を聞いていると包摂が実現しているように思えたが、そこにはやはり特有のスティグマもあるようだ。団地に対する烙印について、山口さんは「団地に住む人は川口市出身ではないのだと思う(地元の人はそこに住みたがらない)。」という風に話してくださった。団地で形成されたネットワーク、コミュニティの存在は移民にとってとても重要である。しかし、それが同時に「よそ者の空間」として位置づけられ、地域社会との間に目に見えない境界線を生んでしまうこともある。

言語や文化、生活習慣の違いだけでなく、「団地」という物理的な空間が、無意識のうちに社会的な分断を強化してしまっているのが現実なのかもしれない。誰かにとっては心強い居場所でありながら、別の誰かにとっては「近づきたくない場所」として映る――そのギャップが、共生を目指すうえでの大きな壁の一つなのかもしれない。



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■他地域との比較ー全国の多文化共生を見つめる視点

参加者のNさんは、自身の体験から群馬県大泉町に言及し、川口市との違いに関心を抱いたという。たとえば、川口市ではクルド人や中国人が特定の地区に集住しているように、大泉町でもブラジル人のコミュニティが形成されており、それぞれが独自の社会・経済的特徴を持っている。

このような事例を比較することで、単なる地域差ではなく、外国人集住の構造に共通する課題や傾向も見えてくる。したがって、多文化共生への理解を深めるには、川口市だけに注目するのではなく、他地域の事例にも目を向ける必要があるだろう。


■結び


「多文化共生」が指すものは必ずしも「良いこと」だけではないだろう。そこには解決すべき課題が山積している。重要なのは山口さんのように個人の体験から社会の課題を照らすことだ。

自分が暮らす街を、これからどのようにしていきたいのか――。川口でのフィールドワークを通し、もっと自分自身のこととして向き合っていきたいと思った。



東アジア平和大使プロジェクトでは、平和を願い、平和的に未来を築こうとする個人や団体の方々と、

今後も手を取りあながら共に未来を考え、対話やそこにいる時間を共有することを通し、

平和を一人一人が作ることを大切にしていきます。


参加するそれぞれの思想や背景の違いは問わず、また特定の在り方を強要することはありませんので、

今後も多くの方のご参画をお待ちしています。


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おすすめ・選考リソース

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“ヨコハマから未来へ。#3 ~これからの多文化共生を考える~”



■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵

2020年より始まった、WUJの年間プロジェクト。

東アジアの次世代が「近くて、遠い」と言わない社会をつくる、を理念に掲げています。

事業期間中は毎月イベント開催し、東アジアの和解と共生に関わる人々の対話と連携と場を創出します。


東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます 東アジア平和大使プロジェクト

・戦後80年市民談話募集中(2025年12月31日まで):https://forms.gle/GkX5QttFqcTYZkGE6

東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2024年総括



 

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