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Information

​Wake Up Japan の最新情報

社会教育団体Wake Up Japanでは、多様な人々が対話する機会をつくることで、お互いの違いや行動背景をストーリー(語り)から共感をもって理解を高めること、分かち合いを通じて一人ひとりが協力しあえる環境を育むこと、そして、多様な人々が共に社会をつくっているという認識を強化することを目的に「対話の実験室」を開催しています。


対話の実験室は、東京、杉並区のアートスペース、「公・差・転」で始まった取り組みで、Wake Up Japanでもその趣旨に賛同し、開催しています。


この企画は日本社会における対話を阻む習慣をみつめなおし、他者との関わり方を試行錯誤する場です。


今回の対話の実験室のトピックは、「社会を分断するもの、統合するもの」です。

社会の各アクターへの信頼に関する国際調査であるエデルマン・トラスト・バロメーター2022では、社会を分断するものとして「メディア」「政府」が強く認識されているという国際調査の結果が発表されました。

私たちは社会生活をする中で、(報道機関だけでなくソーシャルメディアを含めた)メディア、政府、宗教、NGO、学校教育など様々なアクターから情報を受け取っています。

そこで、今回の対話の実験室では、私たちが日ごろ受け取っている情報について振り返り、発信者の意図は別にして、それらが社会を分断するものなのか、統合や結束、連帯を促すものなのかを考えていきたいと思います。


ふるってご参加ください。


【詳細】

対話の実験室-社会を分断するもの、統合するもの-

日時  2023年1月20日(金)22:00-23:00

場所  オンライン(ZOOM )

対象  社会の不条理の解決をしたい、問題を解決したいと考えている方

    社会問題を自己責任で片付けたくないと考えている方

参加費 ギフトエコノミー制*

主催  NPO法人Wake Up Japan



留意事項

・参加する際は、他の参加者に対して尊重することが参加条件となっています。また主催者は安心を確保するために指示を行う場合がありますので、その際には従うようにお願いいたします。指示に従っていただけない場合は、主催者により参加を制限させていただきます。

・参加にあたっては、ご自身が対象に該当することをご確認ください。

⇒社会の不条理の解決をしたい、問題を解決したいと考えている方

⇒社会問題を自己責任で片付けたくないと考えている方

・無断での撮影・録音は禁止しています。そうした行為が発見された場合は、その後のWake Up Japan主催イベントの参加をお断りいたします。

・対話という行為を行うために、オンラインで開催する場合は、ビデオ通話をオンにしたうえで参加をするようにしてください。ご自身の安心を確保したいなどの理由でビデオ通話が難しいという場合や技術的な問題でビデオオンが難しい場合は、事前にご相談ください。 また聞くだけ(耳だけ)参加はお断りしています。

・申込の際には本名でお申し込みください。イベント参加時に、本名ではなく、ニックネームなどを使うことは差し支えありません。



イベントの流れ

・チェックイン(自己紹介)

・安心の場づくりのための確認事項

・問いからそれぞれの考えや感じ方を共有する

※発言はいつでも訂正する権利があります。まとまってなくてもかまいません。

・チェックアウト(振り返り)



【申込方法 】

以下のURLよりお申し込みください。

※オンラインイベントのURLは自動返信文に記載がされています。



【ギフトエコノミーについて】

Wake Up Japanでは、おカネのあるなしによって、社会や個々人の人生を豊かにする手法へのアクセスが制限されてしまうことはおかしなことだと考えています。そのために、イベント開催に際して、必要経費以上の参加費は集めていません。一方で、イベント開催にはオンライン通話のための契約など費用も少なからずかかっています。経済的に可能な方はカンパをお願いいたします。また、経済的に余裕がない場合でも、メッセージでの感想の共有は主催者を元気づけますし、将来の「出世払い」の約束なども歓迎です。詳しくはイベント後にお知らせします。








Wake Up Japanでは、12月26日に24歳までのユースを対象としたユース・トレーニングを行います。

私たちが日常的に目にするドラマや雑誌などでのジェンダーを取り巻く、アンコンシャスバイアス(潜在的な偏見)について講義とディスカッションを行います。

私たちが受けうる偏見とその偏見から自由になるためにできること、癒しについて取り扱います。


【概要】

ユースのためのジェンダー・トレーニング

日時 2022年12月26日(月)20:00-21:30(開場 20:55)

場所 オンライン(Zoom利用)

対象 24歳までのジェンダーに関心のある人々

   ※ディスカッションが伴うため、「聞くだけ」参加はご遠慮ください。


【プログラム】

・安心の場づくり

・講義「ジェンダーと日本社会」

・ディスカッション「ジェンダーと偏見、私たちのできること」


【お申し込み先】

参加ご希望の方は以下のURLにアクセスをし、必要事項をご希望のうえお申し込みください。


【話題提供者】

鈴木洋一/Wake Up Japan代表理事

大学在籍時に、模擬国連委員会(現日本模擬国連)の代表として活動する。大学4年の際にはG8サミット(先進主要8カ国首脳会議)やTICAD(アフリカ開発会議)に関する提言やプロジェクトにかかわる。大学卒業後に、マレーシアにて現地の高校生や大学生に対する環境教育に従事する。帰国後、2009年8月より国際NGOオックスファムにて社会変革のためのムーブメントづくりとその担い手となる青少年育成に従事し、日本における社会を変えるモデル構築のために国内外の社会を変えた事例やリーダーシップを学ぶ。

現在は、社会教育団体Wake Up Japanのほか、国際NGOフリー・ザ・チルドレン・ジャパン、アムネスティ・インターナショナル神奈川連絡会、NPO法人 開発教育協会などにかかわる。社会問題から若者の社会参画、リーダーシップ、ファシリテーション、社会心理、メンタルヘルスなど幅広く講演を行う。




2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。


3年目となる2022年度のプロジェクトの第7回目は、社会を変えたいと願う若者や学生とそうした人々を応援したい個人や団体が集まるオンライン・ギャザリング、IMPACT Japan内の特別セッションとして、香港民主化運動家のウィリアム・リーさんをお迎えして開催されました。





今回は中国をテーマに、「平和と対立 -在日香港人、等身大の声-」で開催しました。


詳細の報告は企画責任の長川のブログにて、ご参照ください。


■テーマ🎵 

「平和と対立 -在日香港人、等身大の声-」


2020年より始まった市民間から対話を通じて平和を作る東アジア平和大使プロジェクトのIMPACT Japan内で特別セッションとして、香港民主活動家のウィリアム・リーさんをお招きして、香港の民主化運動や活動に対する思い、さらには香港における文化などについてお話しいただき、その後、参加者も交えて対話を行います。


■日時🎵 

12月17日(土曜日)

午後16:15-17:30 (JST)


■開催形態 🎵 

オンライン

  • ゲストトーク(ウィリアムさん)

  • インタラクティブセッション

■開催言語🎵

日本語


■リソースパーソン(敬称略)🎵

ウィリアム・リーさん

香港民主化活動家


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参加者の香港に対する認識

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途中の出入り、スピーカーや運営を含め、10名の方に参加頂きました。


通常であれば国や人に対しての認識をzoomのポール機能で無記名で実施しますが、

今回ご参加いただいたみなさんにはオープンに「香港と聞いて思い浮かぶことは?」と質問をしました。


1.香港と聞いて思い浮かぶことは?(回答は自由、zoomのチャット機能にて有効回答7)

  • 民主化運動

  • 中国の中でも独立した存在?

  • 周庭さん

  • 元イギリス領 映画

  • 運動

  • 比較的人権意識が高い

  • 美味しいご飯

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ウィリアムさんのお話し

============== IMPACT Japan内の開催となった今回は、通常の90分より少し短く、75分での開催となりました。 ウィリアムさんからのお話の概要は以下となります。

  • 2018年から日本へ。現在民主化活動家として実名・顔出しでStand with Hong Kongを通して活動している。

  • 2014年の香港での雨傘運動の際はただの大学生で、何も知らなかった。

  • 2019年11月に香港に一時帰国。デモの現場で公務執行妨害で逮捕された。当時は一日で数百名規模の逮捕があり、2021年には不起訴で案件自体は終わっている。逮捕の時間は48時間のみの拘留しかできないことから長くはなかったし、暴力等はなかった。

  • 逮捕歴がある、というと犯罪者扱いされる。香港の状況を理解している人であれば理解をしてくれるが、日本国内での理解は薄いと感じる。香港では、民主化運動をし、何かしらで逮捕された自分のような境遇な人が1万6千人いるとされている。

  • 2020年6月30日に国家安全維持法が成立。心をもっているだけで犯罪、というような感覚でいる。内容がそれに触れると、SNSの投稿や、関連したニュースへのLikeだけでも犯罪になってしまう可能性がある。

  • 活動の動機は、発信が足りないと感じ、香港や香港人について知ってもらいたいと思ったことから。活動しないと香港の民主化運動は終わったとみられてしまう。それは避けたい。

  • 今の日本を見ていると、政治に若い世代が関心のないところが、昔の香港を見ているとようだと感じることがある。

  • 日本には報道の自由がある。政治的な批判をしても逮捕されない。香港では逮捕されてしまうケースもある。日本にいる人に考えてほしいのは、自由に発言をしても、香港のようにコスト(代償)があるか?ということ。ないはず。当たり前のことを失ってからだと遅い。それは香港人としての実感として持っている。

  • 2014年の香港での投票率は50%未満で、保守系が大半だった。2019年は20%増え、約70%。区の政策では香港人に有利なものがつくっていけるようになった。一人一人の投票で、状況は変えられる。簡単に。だから投票に行こう、と言いたい。香港は投票は当日だけ、期日前投票等はない。

  • 現在、香港には戻れない。逮捕される可能性があるということを前提としていかなければいけない。

============== 参加者との対話 ============== 参加者を巻き込んで行った部分について、詳細は省き、概要を以下記載します。

※一般的にスピーカーへの質問の場合は単純に(質問)と表記し、 双方向で大勢を巻き込んで行われたものについてはそれがわかるように記載しています。

  • (参加者の質問)香港の問題を香港で終わらせないことが大事だと感じた。その一方で、例えば日本でその話をすると、それは外国の話でしょ?となる。ウィリアムさんは、そういう場面に直面された際、どういうことに気を付けているのか?

  • (回答)様々な場所で同じことが起こっている。ウクライナも、中国(白紙運動)でも、次は他の国の出来事になっている。人権侵害をすると得をする人がいる。それをそのままにすると良くない世界になってしまう。日本は無関係だとは言えない。

  • (参加者から重ねて質問)ウィリアムさんはそれを講演を通して話されているということか。

  • (回答)そう。スケールが大きい話をするので、理解されることが難しい。いきなり集会に来て、デモに来て、とはハードルが高いから言わない。でもSNSで発信は誰にでもできる。

  • (長川より最後に質問)ウィリアムさんから参加者へ向けてのメッセージは何か?

  • (回答)一日一回だけでもいいので、香港について発信してほしい。リツイートだけでもいい。積み重ねが大事。1秒のアクションが、もっと大きいアクションにつながる。

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おすすめ/参考リソース

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今回、ウィリアムさんから以下を共有頂いた。


============== 次回について ============== 次回は以下で開催を予定しています。

  • 1月7日~8日:知覧平和学習(関係者招待制、鹿児島県知覧にて開催)

  • 2月19日:知覧平和学習報告会(オンライン開催)

多くの方のご参加をおまちしています。


■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます。

東アジア平和大使プロジェクト


東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回





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