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​Wake Up Japan の最新情報

2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。


3年目となる2022年度のプロジェクトであり今年度最後の第10回では、リソースパーソンを企画主催の長川とし、3月20日都内会場にて実施しました。


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東アジアという大きな枠組みでの開催となり、東アジアの国民感情について語る -わたしとあなたのもやもや- テーマに開催しました。

詳細の報告は企画責任の長川のブログにて、ご参照ください。


■テーマ🎵 

東アジアの国民感情について語る

-わたしとあなたのもやもや-


互いに対する国民感情が「親しみを感じない」とする回答が半数以上を占める状況が続く中、 国や世代、所属によって異なる文脈と価値観に触れながら自分自身の考えを整理し、 相手との違いに気づく時間にしたいと思います。


■日時🎵 

3月20日(月曜日)

19:30-21:30 (JST)


■開催形態 🎵 

オフライン:PACE@南麻布

  • アイスブレーク:自己紹介(全員)

  • イントロダクション:本日について、リソースの紹介(主催者)

  • 対話:国民感情について、もやもやについて(全員)

  • 全体感想(全員)

■開催言語🎵

日本語


■企画

  • 主催:NPO法人Wake Up Japan、The Leads Asia

  • サポート:李熙健 韓日交流財団(一部助成)

■リソースパーソン(敬称略)🎵

NPO法人Wake Up Japan 理事

長川美里



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参加者の認識

============== 運営を含め、8名の方に参加いただきました。

リソースとして、まず運営から内閣府の外交に関する世論調査の最新版(2023年2月公開)を紹介しました。 その上で、参加者に会の冒頭で回答してもらったアクションボードの結果を全体に共有しました。

※シールを貼ってもらう形で回答収集。回答は任意、紙をまわす形式とし、誰が何を回答したのか(或いは回答していないのか)は記録をとっいません。


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4つの設問と回答結果を文字に起こしたものは以下となります。 東アジアに親しみを感じますか(回答は任意) <中国> 政府に親しみを感じますか?:有効回答数(6)

  1. 親しみを感じる(0)

  2. どちらかというと親しみを感じる(0)

  3. 親しみを感じない(3)

  4. どちらかというと親しみを感じる(2)

※3、4の間に回答(1) 人に親しみを感じますか?:有効回答数(7)

  1. 親しみを感じる(2)

  2. どちらかというと親しみを感じる(2)

  3. 親しみを感じない(0)

  4. どちらかというと親しみを感じる(0)

※1、2の間に回答(3) <韓国>

政府に親しみを感じますか?:有効回答数(6)

  1. 親しみを感じる(1)

  2. どちらかというと親しみを感じる(1)

  3. 親しみを感じない(1)

  4. どちらかというと親しみを感じる(3)


人に親しみを感じますか?:有効回答数(7)

  1. 親しみを感じる(4)

  2. どちらかというと親しみを感じる(3)

  3. 親しみを感じない(0)

  4. どちらかというと親しみを感じる(0)


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参加者の対話

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対話は発言したい人が、食事を食べながら自由に発言する形式をとりました。

対話の内容としては大きくは2つの内容に分けて実施しています。

  • 国民感情について

  • もやもやについて

その内、もやもやについては持参した単語帳にもやもやを書いてもらい、それを運営が事前に準備したものと混ぜ、誰が書いたのかわからないようにカードをめくる形でトピック設定を行いました。


<国民感情について>


参加者が発言した要点については以下となります。

  • マスコミのインパクト。情報をどこで得ているかは大きい。

  • 内閣府の世論調査では日朝調査もあるが、実施している年とそうでない年がある。

  • データから読み取れることはあるが、マクロな視点も見たい。例えば近年、韓国人の方が個人として購買力が強いというニュースがある。これはある種、言い方はすごく悪いが、日本の中で特定の層を刺激する。韓国より日本のが上だという意識がある人がいる。大きい経済の流れが個人に影響している。

  • 日韓、日中の交流の非対称性を感じる。

  • 個人的には、全員が例えば中国に興味を持たなくてもいいし、持つものでもないと思う。傾向として日本人は留学なども含め、外に一般的に興味がないのでは。

  • 中韓関係で言うと、中国から韓国については少し見下した感がある。昔の属国、というような。

  • 韓国から中国は、親しみ、というよりは「重要である」という認識が強い。

  • アメリカで留学すると東アジアの人たちは仲良くなる。

<わたしのもやもやについて>


カードに記載された設問をまずは紹介します。

このうち、一番最初の2つを実施することができました。

  1. 自分の世代の責任って、何?

  2. 自分の国の自慢をするとしたら、何?

  3. 東アジアの連携!推進するには?アメリカの存在をどう考えたらいいか?

  4. 国を愛するとは?

  5. 互いの国で好きなこと、尊敬できることは?

  6. 日本人が自分の友達に、「韓国・中国に対してどう思う」を聞くか?

  7. 領土問題どう思っている?

  8. 互いの国に責任を感じてほしいことは?

  9. 政府が怖い?

  10. 保守とは?

  11. 中韓関係ってどうなの?


「自分の世代の責任って何?」についての対話要点は以下です。

  • そもそも「責任」で思い浮かべることが人それぞれ違う。

  • (上記の投げかけに対して)アメリカの友人に原爆について知らないといわれると悲しい気持ちになる。

  • こういう話題に興味のある人だけではなく、ない人にも聞いてみたい。もやもやを恐れずに直面していくことが大事。

  • (上記の発言に対して)玄関と通りのあいだ、というアートパフォーマンスがある。それに近そう。

  • 責任という言葉が嫌い。

  • 日本語の「責任」という言葉が、問題を難しくしているのではないかと思う。責任を果たす、というように、終わりがあることが難しい。英語ではresponsibility。応答する、responseする、ということ。

  • (上記の発言に対して)高橋哲也という人が、「応答責任論」ということを言っている。これは応答する責任があるということで、近いのでは。また、日本人はこの話が出ると、「批判されている」と感じてしまう人が多い気がする。批判ではなく、例えばドイツのように、人類全体の教訓として受け止める、という意識に持っていくにはどうしたらいいのか。

  • (上記の発言に対して)日本は、日本と日本以外と受け取ってしまう。

  • 戦後、日本は考える機会が少なかったのでは。


「自分の国の自慢をするとしたら、何?」についての対話要点は以下です。

  • 中華料理。何を食べてもおいしい。

  • 韓国はエンターテイメント、K-POPでは?

  • 82年生まれ、キム・ジヨンを読んだ。とても良かった。日本人女性としても同じ問題として共感することがあった。

  • (上記の発言に対して)映画と小説では結末が違いおもしろい。最近は書店で韓国の小説もよく見かけ、これは以前は想像できなかったこと。同じ文脈が日韓を結び付けている。

  • 日本は治安。なくしても物がかえってくる。

最後は、参加者に一人一言ずつ本日について発言してもらいました。

  • コミュニティを見つけた感がある。

  • ある意味似たような人が本日も集まっているので、(良い意味でも悪い意味でも)いい話しかできない。異なる人と共通の話題でつながりたい。仲良くなりたい。

  • 日本人が多かったが、学生や社会人もおり、多様であった。

  • がっつり対話と対面はここ数年(このような話題では)ほとんどなかったので、雰囲気が楽しかった。責任と歴史の色々な話を聞けた。責任を重くとらえすぎていたなと思った。

  • おもしろい問いがたくさんあった。

  • 責任の話は学び。

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次年度2023について

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3年間、関係してくださった人すべてに、まずは深くお礼を申し上げます。

Wake Up Japanの運営メンバーだけではなく、

この三年のご登壇者、アイデアをくれた友人、協力してくれた団体・コミュニティ、そして時間をさかのぼるのであれば世界各国で出会った私の今をつくってくれた素晴らしい友人たちへ。


次年度事業は6月よりまた開催いたします。。


重ねて、関係各所の皆様、ありがとうございました。

今後も共に活動できますように。

■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます。

東アジア平和大使プロジェクト


東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回

 

2020年より始まった、市民間から対話を通じて平和を作る、東アジア平和大使プロジェクト。


3年目となる2022年度のプロジェクト第9回では、1月7日~8日まで鹿児島県知覧にて、李熙健韓日交流財団の一部助成の基、The Leads Asiaと共同で知覧特攻平和会館への訪問を含む平和学習が実施されましたので参加者を中心とした学びの報告を、2月19日にオンラインにて実施した際の報告を掲載します。


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知覧への平和学習及び報告会は大きな平和という軸をテーマに開催しました。

詳細の報告は企画責任の長川のブログにて、ご参照ください。


■テーマ🎵 

知覧平和学習報告会

-WUJ × TLA-


■日時🎵 

2月19日(日曜日)

午前10:00-12:00 (JST)


■開催形態 🎵 

オンライン

  • イントロダクション

  • 知覧平和学習について:概要、事後アンケート、参加者からの報告(代表3名)、質疑応答

  • 休憩

  • 対話

■開催言語🎵

日本語


■企画

  • 主催:NPO法人Wake Up Japan、The Leads Asia

  • サポート:李熙健 韓日交流財団(一部助成)

■リソースパーソン(敬称略)🎵

知覧平和学習参加者


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参加者が見た知覧平和学習

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総勢27名の方が沖縄のサテライト会場も含めて参加いただきました。


まずは運営側より知覧平和学習について簡単に説明と事後アンケートの共有を行いました。

今回、知覧平和学習では事後アンケートへの記入を知覧平和学習参加者にお願いをしており、

設問としては設けたのは以下の通りです。

  • なぜ今回のプログラムに参加されたのかを記載してください

  • プログラム全体の満足度

  • 満足度:知覧特攻平和会館

  • 知覧特攻平和会館についてのコメントがあればどうぞ

  • 満足度:懇親会(1日目夜)

  • 満足度:維新ふるさと館

  • 満足度:振り返りセッション(2日目)

  • 参加者や語り部の方と対話をする時間を十分に確保できましたか?

  • 一番印象に残ったお話・対話について教えてください。

  • プログラム中の新たな気付きや考えたことを教えてください。

  • プログラムを通して平和について考えが変わりましたか?

  • プログラム全体の感想をお寄せください!

  • フリーコメント

報告会では内容をまとめ、コメントを抜粋して紹介しましたので記載いたします。

  • どうして知覧に?:日本国外(戦時下は日本領地)の特攻隊員への関心や知覧平和資料館そのものに対する関心が多く聞かれた

  • 実際に知覧平和会館に行ってみてどうだった?:資料館の「風化させない、美化させない」という姿勢に賛同しつつも、展示の仕方に対しては疑問の声が多く聞かれた

  • 私たちが考えるこれからの平和会館のあり方:特攻隊が編成されるに至った流れ、特攻隊の歴史から何を学び次世代に活かすのかといった”文脈”の必要性が多く聞かれた。また「美化しない」ことの意味を再考するべきという意見も集まった。

  • 平和についての考えは変わった?:「変わった」という声は少なく、「深まった」「新たな視点が得られた」というコメントが多かった。プログラムの形式で時間を取って平和について考える時間の重要性が多く寄せられた。

その上で、参加者3名の報告にうつりました。 3名の報告者の方がそれぞれお話しした点については以下となります。

  • 大きな世界と小さな世界(歴史の流れと個人)

  • 感情と歴史を伝える(客観性と主観性)

  • 中立とは何か?

  • 平和を考える(「平和とは何か」を細切れに考えさせていくことが大切)

  • 平和を作る(全ての命が大切にされる社会へ)

  • National Identityの問題:”朝鮮人”特攻隊員の書かれ方。”朝鮮人”特攻隊員の書かれ方に問題があるのではないか? 現在の行政区分で分けることの問題や危険性をどう捉えるか?

  • 博物館としての姿勢の問題。ありのままを伝えることは、必ずしも中立・客観ではない。絶対的な中立性・客観性を考えるより、何のための展示なのかを考えることのほうが大事ではないか。

  • 沖縄戦。目をつぶって見えるものを考える。

  • 片道切符で帰ることのない、特攻隊の9000秒(飛行時間)に思いを馳せる。

============== 対話

============== 報告の後は、質疑応答とブレークアウトルーム(沖縄は会場での対話)にうつりました。 チャットも含め、主な点として主催者側で記録した点を記載します。 ※ブレークアウトについてはすべてのグループを聴講していないため、 一部のブレークアウトでの内容を記載しています。

  • 特攻に行った人は個人的な意思か?社会構造か?

  • 博物館の設計として、京都の京セラ美術館では、足を運んだ人同士が話ができるスペースがある。

  • どのようにしたら博物館により多くの人が足を運ぶか?(必ずしも興味がある人以外がくるのか?

  • (上記に対して):「普段行かないから一緒に行ってみよう」と声をかけてみる、ドラマ(知覧であれば「永遠の0」が存在する)やアニメに関連付ける、カフェ等に展示を少し置く。

============== 次回について ============== 知覧の報告会が東アジア平和大使PJの九回目となりました。

今年度の事業の終わりに、あともう一度だけ開催を調整しています。

詳細が決定次第掲載します。



それでは、引き続き多くの方のご参加をおまちしています


■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵

東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます。

東アジア平和大使プロジェクト


東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回

 

Wake Up Japanでは、藤沢にあるさんかく農園にて、毎月農業体験イベントを行っています。

2月11日には、「整地の日」と題して企画を開催しました。


春にむけた準備として、畝づくりのための土を掘り起こす作業を行いました。

直前まで使われていなかった場所でもあるため、なかなか土が固く、普段デスクワークの多い人々にとっては良い運動となりました。

ふだん、さんかく農園で触れる土はやわらかいことが多いため、その違いにも驚きました。

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農作業の後には、フェアトレードの紅茶やコーヒーを楽しみながら、社会や食、農についての話し合いも行いました。

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冬場は収穫物も少なめですが、それでもかぶや大根を収穫することもできました。

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来月は、3月19日(日)に「植え付けの日」と題した企画を開催します。

ぜひご参加ください。



 

Wake Up Japan

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わたしたちは、日本において一人ひとりが行動をする前提としての

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