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Information

​Wake Up Japan の最新情報

3月14日に立教大学で開催される表記のイベントにて、Wake Up Japanの鈴木洋一が登壇します。

ガザにおけるジェノサイドに対して、日本から行えることについて考える機会となっています。ぜひご関心のある方はご参加ください。


パレスチナ・イスラエルの人びとの平和と人権のために、日本と国際社会がどのような責任と役割を果たせるのかを議論します。伊藤忠商事がイスラエルの武器産業との取引を中止することに貢献した若者の運動Decolonize Recruitmentのメンバーの発表もあります。

 

日   時:2024年3月14日(木)午後6時から8時(受付開始午後5時45分)

場   所:立教大学池袋キャンパス4号館3階4340教室


パネリスト:

鈴木 洋一(NPO法人 Wake Up Japan)

高橋 宗留(大阪女学院大学)

今野 泰三(中京大学)

坂本 仰生(立教大学異文化コミュニケーション学部)

Paul Duffill(立教大学教育講師):のみ英日通訳


参加費:無料


登   録:会場・オンライン参加いずれも[3月12日までに]登録をお願いします(会場:定員70名)

*登録された項目はこのイベントのみに使用され、事後削除されます。

*zoomミーティング接続情報は前々日にお送りします。


主   催:平和教育地球キャンペーン[https://gcpej.jimdofree.com]

共 催:

 関係性の教育学会[https://epajapan.jimdofree.com]

 科学研究費補助金基盤研究B「ポスト・オスロ合意期におけるパレスチナ人の新しいネットワークと解放構想の形成過程」

*構内4号館への地図は以下からダウンロードできます。

campusmap_Bld4.pdf

PDFファイル 732.5 KB

ダウンロード

登壇者プロフィール:

高橋 宗留(大阪女学院大学・大学院教授)[オンライン参加]

2009年3月より2014年5月まで国連人権高等弁務官事務所パレスチナ副代表、2014 年より英国の国際人権NGO Business & Human Rights Resource Centre日本代表、2019年より現在に至る。国際人権人道法律家。

 

Paul Duffill (ダッフィル・ポール 立教大学外国語教育研究センター教育講師)

平和・紛争研究を専門とし、平和構築政策および国際法、社会運動的アプローチ、パレスチナ・イスラエルにおける平和構築などに焦点を当てる。

 

今野 泰三(中京大学教授)[オンライン参加]

2012年から2016年まで日本国際ボランティアセンターでパレスチナ事業現地代表を務め、現在はパレスチナ/イスラエルでの植民地主義などの問題について研究を進める。今年1月、ジャパン・プラットフォーム主宰のYoutubeチャンネル【ミラ☆カルマ】第57回~第60回に出演し、パレスチナ問題を解説。2月には、Choose Life Project主宰のYoutube番組「日本でパレスチナのためにしたこと・できることーイスラエルの兵器と日本の関係」に出演し、日本企業のガザ虐殺への関与について報告した。

 

坂本 仰生(立教大学異文化コミュニケーション学科3年)

昨年春にイスラエルとヨルダン川西岸に1ヶ月滞在、NGOでのボランティア経験もある。あらゆる差別と抑圧に反対する就活生によるムーブメントDecolonize Recruitment メンバー。

 

鈴木 洋一(NPO法人 Wake Up Japan 創設者理事・開発教育協会評議員)

日本における若者を中心に人々による社会運動支援を行っている。

 

進 行:

浅川 和也(東海学園大学元教授、平和教育地球キャンペーン)



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2024年2月21日から27日までWake Up Japanでは、現地調査訪問事業の一環として、アメリカのテキサス州で開催される社会変革を目指すカンファレンス、IMPACT National Conferenceへの参加、およびダラスにおけるムスリムコミュニティへの訪問を行ってきました。


つきまして、渡米報告会をオンラインにて開催します。

IMPACT National Conferenceでは、セルフケアや燃え尽きないための組織文化、熟議的討議、コロナ前後における学生向けの働きかけ、難民受け入れ文化をキャンパスからどのように育むかなどのワークショップに参加しました。また帰路の経由地であったダラスのムスリムコミュニティにも訪問をさせてもらいました。

コロナ前後における米国の学生向けの働きかけの違いなども踏まえて午後報告する予定です。


耳だけ参加も可能ですので、ぜひご参加ください。


【詳細】

2024年渡米報告会

日時  2024年3月5日(火) 21:00-22:00(開場 20:55)

場所  オンライン(Zoom)

費用  ギフトエコノミー*経済的に余裕のある方のカンパは歓迎です。


【プログラム】

・安心の場づくり

・報告

・質疑応答

・交流(自由参加)


【発表者】

鈴木洋一 / NPO法人Wake Up Japan

2011年に国際NGOの研修で初めて渡米して以来、米国の若者や学生による社会運動に関心を持ち、フォローしている。2015年から2020年までは毎年、IMPACT National Conferenceに参加、米国における社会変革とユースについての探求を広げ、そこでの学びを日本での啓発活動に生かしている。


【お申し込み方法】

以下のURLをクリックし、申し込みフォームに必要事項をご記入の上、参加申し込みをしてください。


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当初計画を立てた3年を終え、2023年度のプロジェクトは4年目を迎えます。

3年間を経て、実施したプロジェクト内のイベントや取り組みは29個、約300名の方に様々な形で参画頂きました。


2023年からの3年間は、戦後80年を含む3年間。

東アジアの和解と共生をテーマに、世代や所属を超えた明日への願いの声を集め、市民社会から戦後80年談話を形成することを目標とします。


第七回となる本会は、東アジアの和解をテーマにしたプロジェクトメンバーのストーリーテリングと、参加者の皆さんと一緒に東アジアに住む私達一人一人がつくる平和について分かち合いができる時間を目指し、日帝時代をテーマに1月に渡航した台湾渡航についての報告も特別企画として実施しました。

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※詳細の報告は渡航メンバー一人の長川のブログからも参照可能です。


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開催概要&当日構成

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当日は「アジアの和解-想いを、前に-」というテーマのもと、

運営を含めて12名の方にご参加いただきました。


■テーマ🎵 

アジアの和解-想いを、前に-


■日時🎵 

2月24日(土)

午前11:00-14:00 (JST)

*ランチ時間を含む


■当日タイムライン🎵 

*敬称略

  • 東アジア平和大使プロジェクトについて

  • アイスブレーク

  • 東アジアの和解-想いを、前に-(NPO法人Wake Up Japan 副代表理事 長川美里)

    • ストーリーテリング

    • 参加型ワークショップ

  • 休憩&ランチ

  • 台湾渡航ミニ報告(東アジア平和大使プロジェクトメンバー 小島ひさえ)

  • 終わりに&お知らせ


■開催形態 🎵 

大崎ブックカフェ


■開催言語🎵

日本語


■企画


■リソースパーソン

  • 長川美里(ながかわ みさと)

    • NPO法人Wake Up Japan 副代表理事 

  • 小島久枝(こじま ひさえ)

    • 東アジア平和大使プロジェクトメンバー


=================== ストーリーテリング ===================

はじめに、Wake Up Japan 副代表理事の長川より、東アジアとの出会いの話の共有がありました。


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長川の話の要点を掲載します。


  • 疑問・問題意識:戦後78年、東アジア三カ国の多くの問題

  • 人が痛みを感じてる時にそれはなかったと言ってしまうのがわからない

  • 慰安婦問題。自分の中では女性というアデンティティが強いと感じている

  • ここから前に進むには?当事者と関係者に「戦争を知らない世代に何を伝えたいか」を質問

  • 母親が子供に愛情を注ぐように平和を次世代に受け継いでほしい

  • 1人1人の人間として向き合うことの大切さ

  • 身の回りのことやニュースでも東アジアの問題はたくさん

  • 中国、韓国への関係を重要であると考える人は半数以上なのになぜ関係が悪いままなのか

  • 文化・ビジネス・個人・グループ・ハイレベルでも交流盛ん

  • 軍事費の増加、平和と危機意識の日本と世界の溝

  • 若い世代には力がある

  • 戦後80年まで、あと1年


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ワークショップ

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ストーリーテリングの後は全体でのワークショップを行いました。


<ワークショップ構成>

  • 東アジアの和解と個人認識(全体)

    • 「東アジアの和解」と聞いて、今、どんな言葉や想いが浮かびましたか?

  • 談話と論文を読む(個人ワーク)

  • 感じたこと・思ったことの対話(グループワーク)

    • グループで自分が読んでいて感じたこと、気になったことを話してください

  • 感じたこと・思ったことの共有(全体)

  • 戦後80年談話を作成するとしたら?(全体)

    • 戦後80年(2025年)へ向けて、談話をあなたが作成するとしたら、何を大事にしますか


東アジアの和解と個人認識(全体)

この部分では、『「東アジアの和解」と聞いて、今、どんな言葉や想いが浮かびましたか?』という疑問の投げかけを行い、20秒だけ待ったのち、一人一人に発言していただきました。


参加者の発言を記載します。


  • TAMA

  • それぞれの幸せな人生はどこにあるのか

  • 切り取り切り取られ

  • 歴史認識の克服

  • 対話の可能性を信じたい

  • 無理だけど重要

  • 多様な声

  • 国民としての和解

  • 友だちになる

  • まず隣人として見る

  • ワクワク


談話と論文を読む&共有

その後、70年談話ともとにグループディスカッションを3グループに分けて実施し、

「まとめなくてもいい」という前提のもと全体共有をしてもらいました。

一部グループディスカッション、主には全体共有で出た話の要点を記載します。


グループA

  • キーワードを避けている

  • 一般名詞が多い

  • 当たり障りない印象

  • 「なんのために」歴史を紐解くのか

  • それぞれの立場で違って見える

  • 目の前にいる人との関係構築が大切

  • ビジネス側では、日本の過去は認めて反省するしかない面もある

  • 地域・年代にもよる

  • 日本のインフラへの貢献などを見てきた世代

  • 決定権を持っているのは日本から虐げられた世代

  • レリジエンスではなく被害者として切り取られる

  • 80年談話について

  • スピーチの側面

  • 気持ちが入っていないという批判

  • 人間として向き合っていることが伝わるような

  • one of themになっている日本が過去を認めて反省しない限り未来はないのでは?

  • 道義的責任に向き合っている村山談話、当たり障りのない安倍談話

  • アメリカの域外適用、日本がアジアとの自律的な関係性を創る

グループB

  • 今一度見てほしい。談話の3pの上から五段目。このパラグフがこのセッションの目的とあわさっておもしろい。一つ目が、未来の世代の子供たちが謝罪を続ける宿命をおうべきではない、というところ。二つ目は、しかしそれでも謙虚な気持ちを・・ということころ。これを私達はどう解釈すべきなのか、というところを話した。

  • 謝罪を追う必要はない、というのは主語誰だろう。一人一人(一個人)?それとも未来の政府

  • 謙虚な気持ちのところは、これは実際問題なんなの、というところと、謝罪をしなくてもいいけど、謙虚なきもちってどういうこと?

グループC

  • 国内外の意見を取り入れていてよい談話だなと。

  • 国家として出す談話としての難しさ。どうしても政府として出すとなると、いかに多様性を反映させることがむずかしいか、と感じました。

  • 東アジアの和解をやりたいという会だとおもうが、国家としてやりたいことと、人ととしてやりたいことというのは乖離してくるんだろう。その結果我々はこうなっているというのがいまここなんだなと思いました。


戦後80年談話を作成するとしたら?

最後に、80年談話作成に関しての問いを投げかけ、参加者の皆さんそれぞれに発言してもらいました。

概要を以下にて記載します。


  • .asiaというドメインがある!そういうの使って出して頂けるといい。

  • なくしたい、ところ。「尊い犠牲」「困難を乗り越えて平和な社会ができました」はよくない。意味づけをするかは私達次第。戦争で亡くなった人を尊いものとして、今が礎にあるというところはいや。

  • 内容そのものではないけれど、嘘は絶対にいれられない。問題が残っているのに解決していますということはできない。

  • 抽象的なふわっとしたところだが、「過去に向き合う」。向き合ったところでどう反応するのか。さっきも主体の話が個人なの、国家なの、という議論したが、向き合うことは必要で、その上でどういう風に考えてアクションするのかは個人になげかけていけばいいのでは。

  • 形式と中身1つずつあり、形式としては考え方のバランス。色々な声が反映するように声を集められたら。中身は文化交流と歴史認識の2つは語られることがちがう。そこにあるアイデンティティのゆらぎとか書いてあったら。共感できそう。

  • 内容というよりは見てもらう時に専門家に見てもらう機会をいれたほうがいいよね。speech writerというよりはアジアで開発やられているお医者さんとか。

  • 発表の言語は結構大事。言葉遊びの部分が大きいので、ニュアンスをしっかり伝えられればというところは大きい。できれば現地の言葉でだしたほうがいい。それに加えて、どこに発信するか。西洋?アジア?市民談話なので、政治とどこまで絡めるかというのはわけたほうがいい。市民の感情は部分は反映されるのか、それともその当時の政治的背景を配慮するのか。書き方かわってくる。


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台湾ミニ報告

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その後お昼を挟み、台湾のミニ報告会をメンバーの小島より実施しました。


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報告の構成は、対話も入れて以下となります。


  • 台湾渡航報告

  • グループ別対話

    • 歴史継承・民主主義

  • 全体共有


台湾の報告は別途ブログでも掲載しているためここでは割愛します。


グループ別対話で設定した問いは以下となります。


  • テーマ1:歴史継承(例:私たちが過去の歴史をいかに後世に伝えていくのか?)

  • テーマ2:民主主義(例:政治への当事者意識の醸成はいかにして可能なのか?)


参加者は好きな方で対話に参加した上で、全体共有を行いました。

全体共有で出た話の概要を以下にて記載します。

  • 単なる歴史を伝えるではなく、そこに感情も付随させるような歴史教育が必要なのでは。

  • それに付随して、歴史の継承をする意味を話す。アイデンティティなのか。どのような意味づけをするかによって、そこからの必要性があるのではないか。そして学校の教育や市民教育は違うという話に繋がった。(違ってもいいのでは)

  • 民主主義の基礎としてデマや誹謗中傷を許さないという所が最低限にある。では厳罰主義でいいのかとなったところに、学習する権利をうばっていないか、という話。最終的に厳罰主義がいいのでは、となったときにそれを直視して進むしかない。ただグループとして何か結論がでたわけではない。


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次回について

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一般参加形式のプロジェクトについては、2023年度は終了となります。


3月の回は2024年の夏から始動する2024年度へ向けた、少人数の回となります。

3月の様子は改めてブログにて記載いたします。


2023年度の活動にご参画、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。


■東アジア平和大使プロジェクトとは?🎵

2020年より始まった、WUJの年間プロジェクト。

東アジアの次世代が「近くて、遠い」と言わない社会をつくる、を理念に掲げています。

事業期間中は毎月イベント開催し、東アジアの和解と共生に関わる人々の対話と連携と場を創出します。


東アジア平和大使プロジェクトの概要は以下をご覧ください。

※スケジュールやプログラム内容は若干変更する可能性がございます 東アジア平和大使プロジェクト

東アジア平和大使関連ブログ

・東アジア平和大使プログラムをスタートさせました(2020年度)

・東アジア平和大使プロジェクト2022年初回




 

Wake Up Japan

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わたしたちは、日本において一人ひとりが行動をする前提としての

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