【活動報告】3月28日(木): Fairtrade Japan YOUTH MEET UP!
3月28日(木)に東京、大塚で開催されたFairtrade Japan YOUTH MEET UP!にてWake Up Japanが開催されました。Wake Up Japanは、エシカルとサステイナビリティを体現する社会の実現の観点から開催協力を行いました。
Fairtrade Japan YOUTH MEET UP!はフェアトレード・ラベル・ジャパンにインターンシップに参加している学生・大学院生が中心になって、日本でフェアトレードを中心に公正な社会の実現に関心のある学生・若者を対象にしたイベントです。Wake Up Japanからは鈴木洋一が参加し、プログラム実施におけるアドバイス、一部企画の進行、そして、DJターンテーブルとスピーカーを持参し、BGMを担当しました。
イベントは大きく3つの部に分かれて進行がされていました。
最初の部では、Wake Up Japanのパートナー団体でもある、横浜国際高校の生徒が中心になって活動をしている「こりっぷる」、青山学院大学のフェアトレードラボの方々によるトークセッションが行われ、フェアトレード活動を始めたきっかけやそれぞれの活動経験の共有が行われました。
また、5月のフェアトレード月間にあわせて実施される「ミリオンアクションキャンペーン」について紹介がされました。なお本年のキャンペーンのテーマは「気候変動x自分事化」です。
第2部では、ディスカッションの時間を持ちました。まずはお近くに座る人とペアを組み、進行役が提示する「問い」に対して、それぞれが「問い」の続きに自分に経験や考えを話す「オープンセンテンス」を行い、安心の場を作りました。そして、それぞれの参加者が今行っている活動とその根底にある大事にしたいことと向き合い、また、今後どんなことをしたいのかを考え、3人グループで分かち合う時間を持ちました。
第3部では、Wake Up Japanの鈴木洋一が進行を担当し、交流会を開催しました。交流会冒頭で安心の場づくりと話しやすい環境を作るための確認をしたのちに、「自分が大事にしたいこと」と「フェアトレード月間でしたいこと」をテーマに話し合いの場を持ちました。
当日は30名を超える方々が会場にお越しになり、それぞれが思いを分かち合っていました。 イベント終了後も、多くの参加者がお話を続けていました。
Wake Up Japanは、フェアトレード・ラベル・ジャパンのインターンの方々と事前に数回打ち合わせを行いました。企画の目的を最大化するために必要な内容や実際に企画を行う際のファシリテーションのトレーニングも実施しました。公正な社会を実現したいと願う若い世代の方々と、数か月にわたって、一緒に活動をできたことを大変光栄に思います。
グローバル化が進み、既存のビジネスが大きな力を持ち、さらに将来に対する予測不可能性が増す中で、人々 が社会的な公正を中心に据えて選択をしていくことには公正な社会の実現には多くの障壁があります。 ただ、それが人の手によってつくられた課題であれば、人の手によってこそ解決できるものだとWake Up Japanでは考えています。
今回のイベントでは、フェアトレード・ラベル・ジャパンにインターンシップで参加する大学生や大学院生の方たちとの協働を通じて、改めて、一人ひとりの人間の持つ可能性や対話を通じて社会を変えたいという思いを育み、そのムーブメントを広げていくことの意義を確認しました。 Wake Up Japanでは、引き続き、ユース世代をはじめ理念を共有する多様な人々との協働を通じて貧困のないより公正な社会の実現を目指していきます。
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