6月20日(木)にオンラインにて開催されたイタリアC7サミット2024参加報告会にWake Up Japanの鈴木洋一が参加しました。G7サミット首脳会合が6月13日から15日までイタリア・プーリアで開催されました。それに先立つ、5月14日-15日に世界中のCSO(市民社会組織)がローマに集い、「C7サミット2024」を開催し、世界の700以上のCSOによって作成したC7政策提言書を、議長国を務めるイタリア政府に提出しました。
日本のCSOの代表者がC7サミット2024に参加したことを振り返るオンライン報告会として、本会は開催されました。昨年のG7広島サミットから今年のC7にどのように活動を繋いできたのか、渡航したメンバーの現地での取組やC7サミット2024の開催内容などを紹介されました。
G7の影響力、人の移動、核軍縮や気候変動など多岐にわたる分野における市民社会がどのように声を上げたのかについて説明がなされました。
鈴木からはC7に参加した一般社団法人かたわら 代表理事の高橋悠太さんに日本のユースの声を集めた際の反応と日本とC7のユースの属性(日本では、ユースと言っても大学生世代から高校生世代に参加者層が変わっているのではないか)について質問と意見交換を行いました。
高橋さんからは、「G7に声を届けるという際に、ガザの事例などもあり、G7という枠組みに対するイメージが悪く、それもあって反応が悪いこともあった。」「参加をしているユースは日本では分野にもよるが、移民難民や気候変動などでは、高校生世代が多いように見受けられる。一方でイタリアのC7では大学生世代が多かった。これは大学が協力して声掛けをしていた李、G7という枠組みの認識が強いからではないか。」というコメントがありました。
意見交換を踏まえて、ユース世代へのG7をはじめとした社会構造に影響を与えうる仕組みに働きかけることの重要性を再認識しました。
Wake Up Japanとしては、社会教育団体として貧困のないより公正な世界の実現に向けて行動をしていきます。