10月9日(日)にJapan Youth Platform for Sustainability(JYPS)主催のSDGs実施指針に向けたユース会議に話題提供者としてWake Up Japan代表理事の鈴木洋一がPeople分科会に登壇しました。
今回のイベントは、SDGsの日本社会での実施指針策定に向けて、ユース世代としての意見集約をするために開催されました。
Peopleの分科会での情報提供では、現在の指針として位置付けられている以下の2項目について、ユース世代の方々に問いを提供しました。
ユース世代は歴史的に、年長者が作った秩序やルールの中で、政治的、文化的、経済的に大きな影響を受けます。それゆえ、言葉の前提となっている基準や提示はユース世代の価値観としてそもそもあっているものなのか、何を示しているものなのかを問いとして提供をしました。
その後のディスカッションでは、ユース世代と言っても多様な人々がいて、この場でそのすべての人を取り残さずに意見が言えているのかという声など、ユースとして声を上げる際に大事にしたい特権に対する意識や交差性に関するコメントもありました。
SDGsは、世界を、そして、端的には私たち一人ひとりを幸せにするためのものだと考えています。その実施指針をつくるというときに、年齢に関係なく誰もが意見を表明していくことが重要なように思います。